ER-10 スコルポノック | といず・くろすおーばー!

ER-10 スコルポノック

 今日のといず・くろすおーばーは!

 War For Cybertronトリロジー第二弾「EARTHRISE」より、ER-10スコルポノックをご紹介!

スコルポノック

 日本じゃメガザラックでおなじみ。

 

 

キャラクター解説

キャラ

 オリジンは「ザ☆ヘッドマスターズ」あるいは「ザ・リバース」に登場した超巨大トランスフォーマー。

 ザ☆ヘッドマスターズにおいてはかつてセイバートロン星を脱出したマスター星移民の中でヘッドマスター技術を悪用したことで追放されたスコルポノック(CV:銀河万丈氏)が超巨大トランステクターと合体した姿。

 ザ・リバースでは惑星ネビュロンの圧政者ハイブのリーダー、ロード・ザラクがやはり超巨大トランステクターと合体した姿とされるが、合体後の海外名Scorponockが「スコーピオン」と誤訳されている。

 日本語吹き替えではロード・ザラクは宝亀克寿氏、スコーピオン(スコルポノック)は伊藤栄次氏が演じている。

 

 

○玩具解説

玩具

 2020年11月28日発売。同時発売物はER-09アーシーWFC-05スクラップフェイスWFC-06ホットリンクSS-58レッドフットなど。海外ではWFC-E25のナンバーで発売された。

 年末恒例のタイタンクラスで、2022年3月には仕様変更品のブラックザラックがタカラトミーモール限定で発送された。

 

 

ヘッドマスター

マスターマスター

 タイタンマスター規格なので首や肩はボールジョイント接続、両脚は繋がった状態になっている。背中は顔丸出し。

 こちらはザ・リバースにおけるロード・ザラクのスーツ姿をモチーフにしている模様。

 

ピンコクピット

 戦艦スコルポノックのコクピットに搭乗させたり、ピンにヘッドマスターを立たせたりできる。

 

 

戦艦モード

サソリ戦艦後ろ

 超巨大なサソリ型宇宙戦艦登場。これでも転がし走行が可能。

 

尻尾

 

ハサミ

 尻尾や砲門にはシージ系のエフェクトパーツを装着可能。腕のハサミも可動する。

 

脚

 腹部の八本足は根元の一節が二本一組、そこから先は独立し、関節二ヶ所で可動。

 

ごとり

 ゴロっと頭パーツを取り外して。

 

広げて立たせてぱたり

 全体をがばっと開くように変形させ胸のパネルを閉じる。

 

背中角

 両腕の角パーツを背中に移す。

 

ヘッドオン!

 ヘッドオン!

 

 

中間ロボットモード

前後ろ

 ザ☆ヘッドマスターズのスコルポノックを思わせるロボットモード。

 旧玩具ではフォートレスマキシマスと異なりヘッドマスターが大型ボディに直接ヘッドオンする仕様だったが、アースライズ版は二段ヘッドオン方式となっている。

 

サイズ

 サイズは概ねデラックスクラス相当。

 

首

 ヘッドマスターの首関節で頭部は回転可能。

 

腕膝足首

 腕・腰・脚は標準的な可動性能。

 

ファストトラック

 ファストトラックは別売り。

 

 

トランスフォーム!

残り

外して開いて畳んで

 脚部のサイドパネルを外して展開しつつ尻尾を畳み、尻尾裏に張り付けてあったシールド上部を外す。

 

 

立ててシールドオン

 持ち上げた腕に砲とサイドパネルを、コクピットハッチにシールド上部をセット。

 

広げて

 タラップを展開して尻尾をジョイントすれば完成!

 

 

要塞基地モード

基地モード

 ザ・リバースだとこの状態で飛んだり巨大なショッピングセンター呼ばわりされたりされた形態。

 後部のサソリ脚は本来ちゃんと接地するのでご安心を。

 

タラップはAIRロック

 アースライズでは基地を連結するA.I.R.ロックシステムが特徴となっており、別売り商品との連結が可能。

 ただしレジェンズやTITANS RETURNでのタラップジョイントには非対応。

 

 

指揮発進だ!

 ファストトラックの発進基地にするのが一番かな。

 

設置奴はどこだ!

 ちょっとしたステージとしても使えるし、アースライズのボイジャークラスジェットロンくらいならいい感じに乗せられる。

 

 

さらにトランスフォーム!

尻脚足閉じ

 足を展開して脹脛のカバーを閉じる。

 

裏に詰めて込めて

 サソリ脚は胴体内部に詰め込んで。

 

蓋

 尻尾で蓋をする。

 

ヘッドオン!フェイス

 そしてヘッドオン!

 

 

ロボットモード

前後ろ

 ザ・ヘッドマスターズ劇中に比べるとスマートというか均整の取れた印象のプロポーション。

 

 

サイズ

巨体

 タイタンクラスなのでデラックスクラスのファストトラックはもちろん、ボイジャークラスのスタースクリーム、リーダークラスのオーバーロードを圧倒する巨体。大きいことはいいことだ!

 

首

 当時品やザ☆ヘッドマスターズ劇中では通常サイズのヘッドマスターに巨大なヘッドギアを被せてクリアフェイスガードを前面に立てた独特の顔立ちをしていたが、今回はザ・リバース版を元にしているので端正な顔立ち。

 何気にサソリ戦艦モードを裏返すとこのご尊顔がコンニチハしてしまうという。

 台座で回転する他、やや俯かせることが可能。

 

肘指

 腕は基本的な部位が動く上、ハサミの開閉が可能。保持力がやたら高い。

 ハサミの外側は先端の関節でも開閉する。

 

脚部足首足の裏

 下半身も必要なだけ動いてくれるし、巨体を支えるため保持力が高い。

 足首は接地性を高める内側スイングが可能。

 

 

ザラックシールド

シールド

 尻尾の裏のパーツと両脚のパネルを組み上げるとクロー付きのシールドに。

 

 

ファストトラック

ファストトラック槍

 別売りのファストトラックを組み上げるとメガザラック用のスピアーになる……のだが、デラックスクラス一体組み替えただけだとまだ小さい……

 

 

さあ、戦いだ!

比較

 フォートレス未所持なので。

 

デラックスリーダー

 デラックスクラスはもちろんリーダークラスですらも片手で鷲掴みできてしまう。

 

アストロブラスター

 アストロブラスターくらいのサイズだともうちっちゃくて……

 

 

ガルバトロン

 ガルバトロンをそのまま手持ち武器に出来る。

 

 

というわけでスコルポノックでした!

まとめ

 溜まっていたレビューを片付けるためとは言え、間を置かずにタイタンクラスを撮影するのはさすがに無茶だったかも……

 ザ・リバース版を基本にしつつも二段ヘッドオン方式の採用によってザ☆ヘッドマスターズ版の要素も取り入れており、満足度は高いです。

 戦艦モードで顔を隠しておけないとか武装がやや物足りないといったこまごまとした気になる点はあるものの、巨大なメガザラック(スコルポノック)がそこにいる、というだけでおつりが来ますね。

 ……とは言えこの辺は後のブラックザラックでさらに改善されてくれるわけですが、そちらはまたいずれ……