S.H.Figuarts 仮面ライダーグリス
今日のといず・くろすおーばーは!
Vシネマでとうとう主役に。S.H.Figuarts仮面ライダーグリスをご紹介!
「猿渡一海29歳。ネットで初めてあなたを見た時から心火を燃やしてフォーリンラブでした! あ、握手してください!」
〇キャラクター解説
身長:203.0㎝ 体重:118.3㎏ パンチ力:31.3t キック力:34.3t ジャンプ力:ひと跳び54.0m 走力:100mを2.5秒
北都にて「俺たちの猿渡ファーム」を経営しているドルヲタ、猿渡一海が従業員の生活を守るため北都政府の「兵器」として変身する仮面ライダー。スクラッシュドライバーの好戦的な気質になる仕様に順応しており、テンションが上がると二字熟語を連発する。
大切な仲間を守るため人体実験の影響で記憶を失ったと偽っていたが三羽カラスにはバレバレで、むしろ猿渡を支えるために彼らも人体実験に志願するなど、仲間思いなのだが情の深さが裏目に出ることもあった。また戦いの中の犠牲については「覚悟の上で参加したこと」として必要以上に恨みを引きずらない方針を貫いている。
仲間を失いながらも状況が流転していくにつれて戦兎たちと合流し、みーたんこと石動美空に邪険にされながらも良き兄貴分としてのポジションを確立し当初確執のあった氷室幻徳とも和解。
終盤は激化する戦況に追いつくためあえて敵地に捕らわれてネビュラガスを追加注入されることでハザードレベルの急速上昇を図るが、その影響で体組織が不安定となり強制変身解除されると消滅してしまう肉体になってしまった。さらに終盤はハザードレベルをさらに急上昇させるアイテムブリザードナックルを持ち出し……
最終回以降の「新世界」においてはやはり猿渡ファームの主として三羽ガラスと平穏な日々を過ごし美空に再度一目惚れしていたがキルバスのパンドラボックス再起動に伴い記憶と変身能力を取り戻している。
〇玩具解説
2018年3月23日~5月28日予約、同年8月17日発送開始の魂ウェブ限定品。
先行するクローズチャージの仕様変更品とも言え、かなりの割合でパーツを共有している。
のちに「フィギュアーツZERO+S.H.Figuarts 北都の猿渡ファームセット」にも同梱され、そちらでは「ドッグタグを握りしめる右手」が追加されている。
プロポーション
基本的な仕様はクローズチャージを参照。全身のゴールドがきれいでいい感じ。
アクション性能
マシンパックショルダーを胴体に乗り上げさせれば腕を水平に上げられる。付属する手首などはクローズチャージと共通。
下半身のアクション性能もクローズチャージと同一。改めて言うところが少ない……
グリスヘッド
BCRシリーズはクリアフェイステクターのスモークが濃すぎたけれどフィギュアーツは逆に薄いようにも見える。調整が難しいんだろうなぁここ。
スクラッシュドライバー
ロボットスクラッシュゼリーは着脱可能。
マシンパックショルダー外装のノズル部分は回転可動。必殺スクラップフィニッシュのブーストを再現できる。
ツインブレイカー
やはりクローズチャージのものと同仕様。本商品にはフェニックスフルボトル・ロボットフルボトルが付属してツインブレイクが可能となっている。
不死身の兵器・フェニックスロボを形成するベストマッチではあるのだが、むしろグリスはヘリコプターフルボトルをディスチャージクラッシュしての飛行能力や消しゴムフルボトルの撤退能力の方が印象的だったので微妙と言えば微妙?
あと腕部装甲と干渉して真っすぐ構えさせることがほぼ不可能なのだが、元デザインの問題だし……
ダブルツインブレイカー
別売りのクローズチャージからドラゴンスクラッシュゼリーとツインブレイカーを拝借することで、終盤で見せたツインブレイカー二刀流も再現可能。
ゼリータンクの色合いのことを考えるとベルトを丸ごと交換した方がいいのだが、まあこの辺りは心意気再現ってことで。
渾身のオタ芸。
また武田さん命削ってる……となってしまったビルド終盤。
スクラップフィニッシュ!
推進力のあるライダーキックっていいよね。
というわけでグリスでした!
去年購入していたのですがクローズチャージと設計を共有している都合上語るところが少なく、何となく放置していましたが「ビルドNEW WORLD仮面ライダーグリス」を映画館で観てきたので改めてレビューです。
ゴールドの発色や各部のマーキングがきれいなので佇ませておくだけで高級感があるのがうれしいですね。クローズチャージがないとツインブレイカー二刀流ができないんですが、あれってSHFグリスの受注が終わった後でやりだしたイレギュラー装備なのであまり責められないというか……