S.H.Figuarts 仮面ライダークローズマグマ | といず・くろすおーばー!

S.H.Figuarts 仮面ライダークローズマグマ

 今日のといず・くろすおーばーは!

 本編におけるクローズ最強の姿、S.H.Figuarts仮面ライダークローズマグマをご紹介!

極熱筋肉

「力が漲る! 魂が燃える! 俺のマグマが迸る!! もう誰にも止められねぇ!!」

 

 

〇キャラクター解説

誕生経緯

 石動美空の体に宿り戦兎たちを救ったベルナージュを庇い、石動惣一(エボルト)の火球の前に立ちはだかったクローズチャージは、ドラゴンスクラッシュゼリーを炭化されてしまった。

 その後戦兎たちがベルナージュとの対話を終え、龍我が何気なくゼリーの残骸に触れるとその内部から新たなボトルが出現。戦兎はそのボトルを軸とした新パワーアップアイテムの開発に着手する。

 

アチャー! 

 ノーマルクローズとして戦線復帰した龍我は猿渡とともに、パンドラタワーに突入してパンドラボックスを奪おうとする戦兎に「氷室泰山首相から1ドルクをくすね東都から離れた反逆者となったビルドを捕縛し、1ドルクとパンドラボックスを奪還する(から西都への侵略行為ではない)」という泰山首相の粋な命令を受けて合流。

 ハザードレベルが上昇していた龍我はクローズマグマナックルを得て強敵エンジンブロスを圧倒し、ローグ=幻徳に告げられた真相に動揺しつつもブラッドスタークの元へたどり着く。

 しかしトランスチームシステムを超えた実力を発揮するブラッドスタークと難波重工の新型クローンスマッシュ、パンドラボックスを用いたタワー操作能力の前に苦戦を強いられてしまう。

 倒れ伏した龍我だったが、自分を庇ってパンドラボックスのビームを至近距離で受けて変身解除された戦兎を助けるべく、立ち上がる。

 ブラッドスタークが放ったパンドラボックスのビームを受けるが、その力を受けて炭化していたボトルが変化。これをナックルに装填した龍我はクローズマグマへと変身を遂げ、クローンスマッシュを撃破しスタークを退け、パンドラボックスを操る力を発揮して戦兎と猿渡とともにタワーからの脱出に成功する。

 だがスタークはそんな龍我を指して「ようやく器が完成する」と評し、次に究極のドライバーを求めるのだった……

 

 

マグマ

身長:201.1cm 体重:116.3kg パンチ力:56.1t キック力:61.7t ジャンプ力:ひと跳び73.2m 走力:100mを1.3秒(以上は全て初期値)

 万丈龍我が、クローズマグマナックルにドラゴンマグマフルボトルを装填してビルドドライバーにセットすることで変身する最強形態。

 格闘家である龍我に合わせたセッティングの他にクローズチャージの戦闘データも反映されており、真っ向からの格闘戦を得意とする。マグマライズドラゴンと呼ばれるマグマエネルギー体の龍を最大8体召喚する能力や、ソレスタルパイロウイングを用いた飛翔能力、ヴァリアブルマグマを圧縮・硬化させた燃焼爆破装甲バーンアップエクスプローダーの爆破力などで戦闘力は飛躍的に高まった。

 通常形態がグレートクローズになった後もクローズの最強形態であり続け、直接この姿へ変身することも多かった。

 龍我の感情の高ぶりに応じてさらに戦闘力を上げていき、マグマナックルを用いた灼熱パンチボルケニックナックル、必殺キックボルケニックアタック、炎をまとった極熱ラッシュボルケニックフィニッシュを発動するが、その後クールダウンすると自分の発熱装甲に熱がる羽目に陥ってしまうのが難点。

 また体内のエボルトの遺伝子の力が一定レベルを割り込むと変身できないため、「ビルドNEW WORLD 仮面ライダークローズ」ではクローズチャージも引き続き運用している。

 

 

〇玩具解説

玩具解説

 2018年8月3日~10月23日受注、2019年1月18日発送開始の魂ウェブ限定品。同ブランドの同時発送物に「新檀黎斗~新たな哀と楽~」「檀黎斗神~神の喜と怒~」(ともに2次受注)がある他、翌週1月25日には「仮面ライダー轟鬼(真骨彫製法)」などがある。

 

 

スタイリング

前後ろ

 灼熱のメタリックオレンジが実に鮮やかで、黒い装甲とのコントラストが映える。背中のソレスタルパイロウイングは潔く固定式。

 全身のドラゴン型装甲フレイムドラグライザーも硬質素材でシャープな出来栄えとなっている。

 

 

バストアップ

バストアップ

 クローズマグマヘッドはCZMストラグルエヴォリューガーとCZMツインアイドラゴンをクリアパーツで鮮やかに再現。

 ただやはり全体的にシャープなので破損に注意が必要。

 

ビルドドライバー+クローズマグマナックル

ベルト

 ビルドドライバーは塗装が追加された仕様。マグマナックルについては後述。

 

 

可動

腕周り

 色々干渉しそうだが肩の装甲は最近おなじみの軸可動&ボールジョイントで浮かせられ、肩関節自体も胴体から引き出せるので見た目以上に自由度は高い。

 

肩

 胸のドラゴンの触角は肩アーマーの内側に入れ込んでしまえばいいかなって。

 

下半身

 股関節は引き出し式。今回薄いABS製装甲があちこちから飛び出しているデザインなので膝立ちなどは注意して行った方がいいだろう。

 

 

手首

グー

 これまでの物と異なり、拳は親指を人差し指の横に添えた形になっている。

 

パー

 開き手首はこれまで通り。

 

持ち手

 ナックル持ち手は左右とも揃っているが意外と使い勝手が……(後述)。

 

 

ドラゴンマグマフルボトル(黒/金)

マグマボトル

 基本的にはクリアブラックなのだが、変身の際には発光(DX玩具ギミックとしてはクローズマグマナックル側のLEDによるもの)するため、二色分付属している。

 

 

クローズマグマナックル

ボトルバーン

 戦兎が製作したブラスナックル兼強化変身アイテム。フルボトルをセットすることでボルケニックナックルを発動する。

 

折り畳み

 マグマブレイグリップを折り畳みドラグバーンナックラーをいったん取り外し付け直すことでカバーオープン状態へと変形可能。

 なお、グリップ部分が干渉するのでツインブレイカーには装填できない。

 

 

既存装備

持ち手の相性

 あくまでクローズマグマナックルの保持に特化した持ち手しか付属していないので、ビートクローザーを持たせると広がってしまう。

 逆にツインブレイカーは元の持ち手よりしっかり保持できているがこちらも長時間持たせない方が吉。

 元デザインの都合でマグマナックルのグリップを細く造形しなければならなかったため致し方ないところだしクローズマグマではどちらの武器も使っていないのだが、既存装備を組み合わせた最強フォーメーション等を作れないのはやや残念かも。

 

 

ボトルバーン! ボルケニックナックル!

ボルケニックナックル!

 魂EFFECTの炎と相性がいい。

 

 

Ready Go!

Ready GO!

 今回ナックル持ち手の握り径が細いからか、おなじみレバー操作手首は付属しない。

 

ボルケニックアタァック!

 ボルケニックアタック!

 

熱いんですけど

「熱っつ! ちょっ、熱いんすけど!?」

「なあ万丈、それより大事な話があるんだけど」

「お前いつもそんな感じで俺が熱がってるのにノーリアクションだよな!」

 

前作の2号ライダー最強形態と

冷却

「冷却による解熱だ。少しはマシになるだろう」

「おお、あんがとな」

「ドクターとして当然のことをしたまでだ、脱獄犯」

「俺は殺人も脱獄もしてねぇ!!」

 

 

クローズの進化

進化

 色変え基本フォーム更新・別ベルト・強化フォームチェンジと、パワーアップの方向性が思いのほかバラけてるな……

 

 

というわけでクローズマグマでした!

まとめ

 NEW WORLDのクローズビルドが出る可能性もありますが、一応仮面ライダークローズとしての形態変化はこれにて一段落。

 目にも鮮やかなメタリックオレンジや事実上完全変形に近いクローズマグマナックル、ナックルモードとベルトモードのどちらも再現できるボトル二色と、劇中再現という点で実に隙のない作りになっています。

 炎系エフェクトと絡めると楽しさ倍増ですね。