S.H.Figuarts 仮面ライダープロトドライブ | といず・くろすおーばー!

S.H.Figuarts 仮面ライダープロトドライブ

 今日のといず・くろすおーばーは!
 グローバルフリーズから人類を守った英雄、S.H.Figuarts仮面ライダープロトドライブをご紹介!
グローバルフリーズ 
「この時俺はまだ知らなかった。凍り付く時間の中で、ただ一人世界を救うために立ち上がった戦士がいたことを」


○キャラクター解説
解説
身長:194cm 体重:114kg パンチ力:4.1t キック力:5.9t ジャンプ力:ひととび28m 走力:100mを6.1秒(加速時:100mを2.1秒)
 ロイミュード・プロトゼロ(後のチェイス)がドライブドライバーで変身した、「グローバルフリーズ当時の戦士ドライブ」。シフトカー・ロードウィンターの力で海を渡り、全世界で蜂起したロイミュードを一度は全て撃破したが、コアプログラムを破壊するだけの力がなかったため後に進化体となったハートロイミュードに敗れてしまった。

 その後はチェイスが魔進チェイサー、仮面ライダーチェイサーと転身を遂げ、ドライブドライバー(ベルトさん)も泊進ノ介を新たなバディとしてシステムを発展させてきたため実戦でプロトドライブへと変身することはなかったが、ベルトさんの言によればチェイスと連動するシフトスピード・プロトタイプがあれば今でもプロトドライブに変身すること自体は可能とされる。

 プロトドライブ以前にタイムスリップしてきた泊進ノ介が変身した「ゼロドライブ」が存在しており、ドライブドライバーが変身という概念に驚いていたことから、変身機能の設計と実装はクリム以外の手による可能性も考えられる。もしかしたらクリムが当初構想した「戦士ドライブ」とは、プロトゼロにドライブドライバーとシフトブレスを装着させ、シフトカーの能力を引き出させるだけの構成だったのかも知れない。

 

 

○玩具解説
 タイプスピード 

 2015年10月30日~11月1日開催の魂ネイション2015限定商品。後に魂ウェブ限定・抽選販売品として2015年10月6日~2016年3月10日の期間に抽選、2016年4月25日に発送となった。
 S.H.Figuarts仮面ライダードライブ タイプスピードのリデコ品となっており、基本仕様はそちらに準ずる。

 

 

スタイリング

前後ろ

 先述のとおりタイプスピードのリデコ品なのでプロポーションやアクション性能などはそちらに準拠。スーツの艶消しブラックがシックな雰囲気を醸し出す。

 TV媒体での長期のアクションを前提としていないため、あまり特撮キャラクターとしては使えない色合いなんだとか。

 

TK

 TKPBプロトドライブ(右)と。限定品だけあってTKPBプロトドライブは口元がシルバー塗装されており、やはりこちらも侮れない。

 

 

頭部~胸部

頭・胸

 とはいえパイプ周りの焼き付けを意識したブルーなど、フィギュアーツ版の方がさらに精密に出来上がっている。

 胸部のアーキタイプギアは個体によっては取り外しとタイヤコウカンが可能のようだが、壱伏所有の固体はがっつり接着されているのか何か癒着しているのかびくともしなかった。

 

 

プロト

 シフトブレスにはシフトスピードプロトタイプ(レバーモード)が収まる。ドライブドライバーは従来のドライブ同様にセントラルフェイスの交換が可能なので、SHFトライドロン付属のベルトさんフェイスと交換してもいいだろう。

 

 

二種

手首

 付属する手首はデフォルトの拳と開き手二種。こちらもタイプスピードと同一。

 

組み合わせ

 ライドチェイサーとツーショット。バイクグリップ握り手がないのが残念だが、そもそもこの時期のライドチェイサーはもっと外観が大人しかったはずなのでどのみちグローバルフリーズ時点の姿は再現できない。

 

組み合わせ

 シフトカーと共にロイミュードの陰謀を暴け!

 

 

変遷

 プロトドライブ→魔進チェイサー→仮面ライダーチェイサーと変化してきたチェイス。プロトゼロや超魔進チェイサーも含めると結構な数に上る……

 

 

黒きプロトタイプ

黒いプロトタイプ

 メインライターが同じだからか色々通じるものがあったり。

というわけでプロトドライブでした!

まとめ

 本編にほとんど出ない幻の存在ですが、その存在感はやはり大きいです。TKPBも十二分にかっこよかったのですが、フィギュアーツの密度感はそれ以上ですね。

 一方で設定上どうしようもない点ですが、やはりプレイバリューは少な目。武器は無理でもエフェクトパーツとかなにがしかのプラスアルファは欲しかったかな……とは思います。

 とはいえ、トライドロン付属のベルトさんフェイスやハイウェイエフェクトシートなどと組み合わせるなど、シリーズを追っていくと楽しみ方の幅が自然と増えていたりするので、意外と遊びごたえのある品になっていますね。