S.H.Figuarts 仮面ライダークウガ アルティメットフォーム
今日のといず・くろすおーばーは!
聖なる泉枯れ果てし時 凄まじき戦士雷の如く出で 太陽は闇に葬られん――
身長:202cm 体重:150kg ジャンプ力:90m パンチ力:80t キック力:100t
未確認生命体第0号クワガタ種怪人ン・ダグバ・ゼバとの戦いで、クウガ=五代雄介は黒の金のクウガ=アメイジングマイティで挑むが敗北。
増え続ける被害を止めるため、五代はダグバの誘いに乗り、始まりの地、長野県九郎ヶ岳へと赴く。
自らに禁じてきた、凄まじき戦士への変身を覚悟し、一条刑事にいざという時に自分のアークルを撃ち抜くよう託して。
アルティメットフォームは、クウガが持てるすべての力を解放した最強形態。元々技術的にはクウガとグロンギは同根と言え、グロンギがゲゲルの成功によってリミッターを外していきベ→ズ→メ→ゴ→ンと強力化していくように、クウガにもゴ集団相応のフォームチェンジ・武器生成能力の他、アマダム所有者の「怒り」によってン級の戦闘能力を発揮するポテンシャルを備えていた。
一方でそれは身も心も「凄まじき戦士=理性と優しき心を失った戦うための生体兵器」になってしまうことを意味しており、リント族は碑文とクウガが怒りに我を忘れかけた際に見る幻影の形で警告を遺していた。
ゴ・ジャラジ・ダ戦でその幻影を目にした五代は、それ以降怒りに身を任せないよう留意して戦いに臨むこととなる。
だが、ン・ダグバ・ゼバの脅威に立ち向かうべく、五代はついにその力を解放することを決意。変身したその瞳は、幻影の「黒」ではなく、五代の人間としての心を表すかのごとき「赤」だった。
「仮面ライダーディケイド」では当初、光夏海が見たライダー大戦のビジョンに登場。ディケイドの前に敗れ去ったライダー軍団の中でただ一人立ち上がったクウガが黒き瞳のアルティメットフォームに変身し、ディケイドに戦いを挑んだ。
後にTV最終回にて瀕死の重傷を負ったクウガ=小野寺ユウスケにキバット族のキバーラが魔皇力を注入して洗脳し、やはり黒目アルティメットフォームへと変身させている。
(ただし再放送版ではユウスケ蘇生の下りがカットされ、紅渡らと同じ勢力のクウガが登場したように演出されている)
「仮面ライダーディケイド 完結編」ではライダー狩りを続けるディケイドの前に立ちはだかる最後のライダーとなったユウスケが黒き瞳のアルティメットフォームへと変身。さらには自力でアルティメットゴウラムへとファイナルフォームライドしディケイドと心中を図るが、封印されてしまった。
この時は赤い瞳でないにも関わらず一定の理性を保っていたようだが、これはユウスケの「士を止めるためなら俺は究極の闇にもなる」という決意が反映されたものか、ユウスケにアークルを授けた鳴滝が何らかの仕掛けを施していたのか定かではない。
パンチ力・キック力等がトン数単位で設定されるようになった平成ライダーの中では随一のスペックを誇る他、離れた相手を分子操作でプラズマ化する超自然発火能力などから、最強の仮面ライダーは?という話題ではRX やブレイド・キングフォームと並んで名前を挙げられやすい。
しかし実際クウガ本編での戦闘はン・ダグバ・ゼバ戦一度だけで、早々に互いに超能力戦が無意味と悟り肉弾戦に移行。さらに途中で変身解除してしまい、実際の出番は合計2分程度という異例ずくめのフォームとなっている。
なお、ゴウラムにはクウガがアルティメット化すると連動して自己崩壊するセキュリティシステムが存在することが後に判明し、五代が優しい心のままアルティメットフォームに変身したことの証明となっている。
2010年6月12日発売、2011年11月12日再販。実はディケイド劇場版に登場したライジングアルティメットフォームよりも発売は遅かったりする。
写真左は放映当時の「装着変身6 仮面ライダークウガアルティメットフォーム」。大腿部にモールドのある専用素体にアーマーを装着していく構成になっており、本体以外に劇中未登場のアルティメットウェポン三種とカブトムシ種怪人ゴ・ガドル・バフィギュアが付属していた。
本来アルティメットフォームはクリスマス商戦用重要アイテムだったのだが、ホビー誌のインタビューで高寺プロデューサーが「五代が怒りによって暴走する」という展開を語り、アフレコを要請したもののそのまま誌面に掲載されたため、先述の予定を覆すためにドラマを描き直した結果出番が大幅に繰り下がってしまい、玩具アルティメットフォームの売り上げに悪影響を及ぼしたという経緯が存在する。
また番組企画当初はクウガは基本4形態+最強形態の5フォーム体制でいく予定だったらしく、なりきりトイはライジングフォーム用でストップしているため、「アルティメットフォーム変身用新規アイテム」は存在しない。
つや消しブラックが高級感あふれるアルティメットフォーム。両手足の突起は軟質素材製。
また、足首もつや消し処理されている。
ライジングマイティ と比較――ってやたらデカイ。設定では2cmのびているだけなのに、フィギュアーツで1cm近く身長差がある。現実に直すと14cmくらいの差がついてしまっているということに……
ダグバ
と
ダグバとは充分並び立てるサイズ。こうして見ると4本角以外に手足の突起や肩装甲のデザインライン、全身を走るモールドなど共通する意匠が多いことに気付かされる。
頭部前面を交換することでレッドアイズ・ダークアイズを交換可能。
形状の都合で上腕のや肩口のゴールドが剥がれてしまいそうな構成。トップコートは必須だ。
アークルは新造――というか、ライジングアルティメットと同じもので、ライジングフォームのものとは別形状。設定上は同じ形になっているのだが、原型師の違いが出た様子。
ノーマル・ライジング各4種やグローイングフォームとは異なり、股関節は引き出しボールジョイント式。片膝立ちも楽に出来る。
足首はダイキャスト多軸関節で安定感充分。
まずはデフォルトの握り拳。印刷されているリント文字は「戦い」
変身手
この辺りは左右ともに付属。
正直アルティメット関連でこれが付属しても、劇中じゃ使う機会がなかったからなぁ。
ダグバ同様に開き方の違う手首が左右とも付属。
これも従来のクウガシリーズ共通のもの。アルティメットフォームには武器が付属していないが……
アルティメットウェポンの代わりにライジングウェポンを持たせてみる。装着変身付属のアルティメットウェポンはパーソナルカラー部分が黒に染まっていたので違和感ありまくり。
この「ウェポン付属」と「アークルにアーマー現出」が、「ライジング=アルティメットパワーの部分的発現」説の根拠だね。
クウガという作品のテーマとは真っ向から反するが、やっぱり必殺キックを決めて勝利してほしかった気もする。
何だろう、黒眼アルティメットのこのただならぬオーラは。劇中だとユウスケが五代より人間出来てないということを象徴しているようでもあったけれど。
個人的には色調が統一されるダークアイズの方がデザインとしては好き。
あるてぃめっとごうらむ
……なんかごめん。
……これも違うな!
PVCパーツでもないのに複眼のクリアレッドが退色する、という報告もあるので、そのうち対処しなくてはならないのだろうかと身構えたりもしていますが、それはともかく。
諸般の事情で劇中での露出が低かったものの、それゆえにダグバの底知れない強さとそれに拮抗するクウガの覚悟も窺えて、何だかんだで印象深い最強フォームだと思います。
他フィギュアーツより一回りデカイこともあって、仁王立ちさせるだけで異様に存在感がありますから、何となくお得感もあったりして(笑)





























