S.H.Figuarts ビリビリ後編
キャラクター紹介・仮面ライダークウガライジングペガサスフォーム
身長:200cm 体重:99.9kg
クウガの射撃体・ペガサスフォームがライジングパワーで強化された姿。
元々常人の数千倍の五感を持ち莫大な情報量が流れ込んでくるペガサスフォームはクウガ=五代を著しく消耗させ、50秒間しか変身を維持出来ず、力を使い果たしてグローイングフォームを経て変身解除された後は2時間変身不能になってしまう弱点を持つ。
ライジングペガサスはそのメリット・デメリットがより明確化されており、常人の数万倍の五感を活かした高精度狙撃能力の代償として、30秒のタイムリミットでライジング化はおろか変身維持すら出来なくなってしまっている。このタイムリミットは五代の精神力への負担から来るものなので、恒常的ライジング化を可能とした後も制限時間は変わらないものと思われるが、劇中での明言はない。
武器は「射抜くもの(主に一条刑事の拳銃)」を変化・強化させる圧縮空気銃ライジングペガサスボウガン。ノーマルのペガサスボウガンに比べ、一度のチャージで三連射が可能となり、命中精度や射程距離も強化された。
必殺技は封印エネルギーを帯びた圧縮空気弾で敵を撃ち抜くライジングブラストペガサス。
明確に左右非対称なシルエットがペガサスの魅力。右上腕のリングは低下した腕力を補い弓を引く力を発揮するためのもの。
モーフィング!
ペガサスフォームのアクションフィギュアとしては珍しく「レバーを引く」「弓を引き絞る」動作を再現可能。レバーと弓は連動していないが、弓の上下はギアで連動する。
クウガの武器三種はいずれも変形ギミックを有しているが、ドラゴンロッドとタイタンソードは「変形直後(短)」「使用時(長)」という区分でしかなく、ペガサスボウガンのアクションはそれらとは一線を画している。
なお、玩具設定では「レバーを引かず弓が開いた状態=連射モード」「レバーを引き弓を閉じた状態=必殺モード」らしい。
なお、ペガサスフォームは主に上空の敵に対処するためのフォームとして位置づけられており、ペガサスフォーム・ライジングペガサスフォームともに初戦の相手は空中から人間を狙撃するゲゲルを行うグロンギだった。
ゴウラムとの関わりが深い形態でもあり、ペガサスフォームでは透明化して逃亡したメ・ガルメ・レを空中から狙撃した。
同様にライジングペガサスフォームでは専用バイクバギブソンで疾走するゴ・バダー・バを空中から狙撃しようとしたが、この時は全弾回避されている。
印象深い使用法としては、ゴ・ザザル・バ戦も忘れてはならないだろう。強酸性の体液を持つため爆発すれば周囲に強酸液が飛散してしまうゴ・ザザル・バを倒すため、五代と未確認生命体対策本部は地下鉄の地下資材基地に運搬してライジングペガサスで狙撃、爆発までのタイムラグの間に閉まるシャッターを潜り抜けて全力退避という戦法を取った。
どちらかというとザザル戦そのものより、でっかいビートゴウラムが閉まりゆくシャッターの隙間を潜り抜けられるのかの方にハラハラした当時。
ちなみに劇中ではBTCSはブルーラインだったりして。
装着変身と
こうして見ると装着変身版のペガサスボウガンって、弓部分がフィギュアーツ版よりハッタリ利いてるのね。
身長:200cm 体重:92kg ジャンプ力:50m
俊敏体・ドラゴンフォームがライジングパワーで強化された形態。
ドラゴンフォームはジャンプ力がマイティフォームの15mから倍の30mに増加する他、100mを2秒で走破するなど瞬発力が上がる割に打撃力は低下してしまうため、「長きもの」をモーフィングパワーで変化させたドラゴンロッドでそれを補っている。
ライジングドラゴンはさらにジャンプ力が50mへと強化。また、必殺のライジングスプラッシュドラゴンを決めた相手を海上へ投げ飛ばすなど腕力も補われている。
ドラゴンフォームは高所へ飛び移るためだけにフォームチェンジしたり、俊敏性の高さを活かして足を取られやすい水辺での戦いを展開したりとクウガの特殊形態の中で最も使用頻度の高い形態だが、転じてライジングドラゴンはゴ・ベミウ・ギ戦、ゴ・ジャーザ・ギ戦のみの出番となり、トドメを刺したのは前者だけと極端に出番が少ない。
元のドラゴンフォームでは肩装甲が黒いパット状のもので、ブルーのボディアーマーと相まって拳法着のようなテイストとなっていたが、ライジングドラゴンでは肩もパーソナルカラーに染まり、若干印象を変えている。
紋章は「流水」を表すリント文字。
両端にライジングパワーの穂先が付き、攻撃力が強化されている。
なお、ライジングフォームのなりきりトイは「ライジングパワーセット」として一括で売られ、その内訳は「変身ベルト強化カバー」「マイティアンクレット」「武器強化用ブレードパーツ」となっている。
このブレードパーツをドラゴンロッド・ペガサスボウガン・タイタンソードのいずれかに装着させてライジングウェポンにするのだが、ライジングドラゴンロッドは劇中のものとは違いロッド両端の側面に金の刃を貼りつけるような処理をされていた。
フィギュアーツのライジングドラゴンは、今年6月頃から前腕のクリアブルーが退色してしまうという報告がネット上でなされている。
ライジングマイティの前腕クリアレッドは「紫外線による退色が起こりやすい色」なのである程度分かりやすいところがあったが、クリアブルーがなぜ退色してしまうのかは謎。
壱伏所有の個体は魂ネイション版(初版)で、他装甲のコバルトブルーに比べると前腕は若干スカイブルー気味なのだが、確か最初からこんな色合いだったと記憶している。
むしろ手甲の方が色あせていたりして……
ライジングマイティはレビュー当時 に比べて退色が起きていたため、クリアレッドで塗装してUVカットトップコートを吹いている(念のためにライジングドラゴンにも塗布)。
確認およびライジングマイティ再塗装から1週間経過した時点で色合いの変化はなし。
また、マイティもドラゴンもノーマルフォームの方は一切退色現象が見られないというのも謎めいているような……
うちの相互リンク先では疼痛性障害闘病日記さん でも取り上げていたりするため、具体的な症状はそちらを参照。
なお、2000年当時の造形技術では多少限界があったのか、当時の撮影用スーツを見ると胴体と前腕で色合いが違っていたりする。
ディケイド版は新調されてマジョーラ塗装を施されていたんだったかな……
持ち手とロッドの形状があっていないのか、片手保持だとすっぽ抜けやすいのが難点。
クウガが「低下した打撃力を補うため」なら、Wのメタルシャフトは「高い打撃力をさらに高めるため」といった感。
アギトのストームハルバードが「リーチを伸ばして武器を持った敵に対処する」、電王ロッドフォームのデンガッシャーロッドモードが「自分に有利な間合いから一方的に攻撃する」と、フォームチェンジでロッド系武器を選択する意味合いをそれぞれ変えているのが面白い。
こうして見ると、装着変身版はさらに深いブルーになっているのが分かる。
今週末にはアルティメットフォームの再販があるので、引っ張り出してみた次第。
基本的には各ノーマルフォームとほぼ同仕様なので、ライジングウェポンの迫力やライジングフォームのデザインに惚れた人向けと言えるでしょう。
劇中でも活躍時間は短く、シルエットが大きく変わるわけでもないので、放映当時はライジング関係の売れ行きはノーマルに比べると芳しくなかったので、限定品扱いは割と納得出来てしまう所。
ただ好きな人は好きで買うわけなので、限定品で退色現象が起きるのは困ったものです。
そこそこの模型屋や大型家電量販店に行けばクリアレッド・クリアブルーのカラースプレーは販売していますし、UVカットのトップコートも光沢・つや消しが揃っています(グリーン・パープルは単色としては売っていなかったはず)。
またフィギュアーツ・クウガ系(アルティメットは除く)は割と前腕を引っこ抜きやすいようなので、マスキングをしっかりすれば比較的容易にリペイント可能なのが不幸中の幸いと言えるでしょう。
もちろんこれらの処置をやるとすれば、自己責任で、ですが……
現状、バンダイでPVC素材にクリアレッド・メタリックレッド塗装というのは警戒心を抱かれつつあり(塗り方が違うのかWヒート系やアクセルは無事なんですが)、一刻も早い対処が待たれます。
まあそれを言うなら、そもそもPVC素材そのものが加工の容易さと裏腹に長期保存に向いていないっていう根本的な問題があるわけですが……



























