S.H.Figuarts 仮面ライダーアクセルブースター | といず・くろすおーばー!

S.H.Figuarts 仮面ライダーアクセルブースター

といず・くろすおーばー!-所長代理

 高所から落下していく照井亜樹子(旧姓・鳴海)……

といず・くろすおーばー!-間に合わない!

 足を負傷したアクセルでは間に合わない!

といず・くろすおーばー!-放しなさい!

 事件に巻き込まれたスリの女・葛木 葵は強化コマンダードーパントからガイアメモリ強化アダプターを奪取、アクセルの元に走る!

といず・くろすおーばー!-はいこれ

といず・くろすおーばー!-アクセル!

【ACCEL! UPGRADE!】

といず・くろすおーばー!-アップグレード

といず・くろすおーばー!-ブースター!

【BOOSTER!!】



 今日のといず・くろすおーばーは!
といず・くろすおーばー!-かっ飛んで
 Vシネマ「仮面ライダーW RETURNS  仮面ライダーアクセル」に登場のアクセル新フォーム、アクセルブースターをご紹介!



といず・くろすおーばー!-所長(代理)救出!
 代理フィギュアばっかりだ!




○キャラクター解説
といず・くろすおーばー!-アクセル3フォーム
身長:197cm 体重:80kg パンチ力:5t キック力:10t 走力:100mを5秒 ジャンプ力:15000m

 ガイアメモリ強化アダプターを巡る事件の中でスリの女・葛木 葵がコマンダードーパント強化体から奪取した強化アダプターをアクセルこと照井 竜に託すことで発現した、新たなる強化形態。

 アクセルメモリに内包されたジェットエンジン系の記憶が強く引き出されたためか、これまでのアクセルにない単独空戦能力を獲得。アクセルトライアルほど極端ではないものの一部スペックに低下がみられるが、その機動性とエンジンブレードを用いた攻撃力で通常形態の約3倍の戦力を発揮する。

 マキシマムドライブはエンジンブレードを用いたブーストスラッシャー。



ガイアメモリ強化アダプター
といず・くろすおーばー!-強化アダプター

 ミュージアムが開発していた試作品が組織壊滅とともに流出したもの。ドーパントが一度使用中のガイアメモリを抜き取り、端子の逆側に装着することで【○○! アップグレード!】の音声を発し、3倍の能力を引き出す。

 なお「仮面ライダーアクセル」劇中では、ドーパントへの変身は使用者の肉体に地球の記憶をダウンロードして行われるため、強い衝撃や変身解除の意志がなければガイアメモリの摘出・再挿入や強化後のアダプター取り外しによって変身が解除されないことが示されている。

 そのため、ひとつのガイアメモリ強化アダプターを用いてアクセルブースターとコマンダードーパント強化体の交戦が実現した。


 基本的にシュラウド純正のメモリでなくとも使用出来る装備なのだが、元々の設計にない強化を施すためか、それとも照井が満身創痍だったことが大きかったのか、マキシマムドライブ後にそのままアクセルの変身は解除されている。



 

○玩具解説
といず・くろすおーばー!-同日発送
 ウヴァ 同様、2011年4月~6月受注、8月末に発送となった魂web限定品。


といず・くろすおーばー!-ビフォー といず・くろすおーばー!-アフター
 ボーナスパーツとしてノーマルアクセル用の新規造形頭部(写真右)が付属している。

 以前仮面ライダーディケイド激情態に改修版ノーマルヘッドが付属したことを受けてアクセルトライアル受注の際に待望されたアクセル改修ヘッドだが、巡り巡ってアクセルブースターに付属と相成った。 
といず・くろすおーばー!-頭部リニューアル組

 その他にもNEW電王がトリロジーverと称して全面改修されたり、オーズのタカヘッド系亜種で目の下の余計なラインが削除されたこともあり、今後もそうした改善がなされることが密かに期待されているが……

 龍騎ともども「最初からこのくらいやってくれよ」とも思えてしまうのは少々否めない。



スタイリング
といず・くろすおーばー!-前 といず・くろすおーばー!-後ろ

 プロポーションは非常に良好。良好すぎて何かロボっぽい?



頭部
といず・くろすおーばー!-頭部アップ

 アクセルブースターは空戦仕様ということでバイザーにシャッターが下りており、フィギュアーツとしては珍しく頭部にクリアパーツを使用していない。

 壱伏所有の個体は綺麗に仕上がっているが、物によっては鼻周辺のA字塗装に問題があることも……

といず・くろすおーばー!-首可動

 襟パーツがないため、首は特に干渉もなく自由に動く。

 見上げるポーズが決まりやすいのがありがたい。



胸部
といず・くろすおーばー!-胸部

 鎖骨上のロールバーは別パーツ。噴射孔も塗り分けられている。

といず・くろすおーばー!-干渉

 強化アダプターが出っ張っているため、特に前方への可動は干渉してしまいがち。

といず・くろすおーばー!-背部

 背面の円形スラスター(?)も精密再現。



アクション
といず・くろすおーばー!-アクション

 腕は水平まで上がる。胸部装甲がゴツいので、胸の前で腕をクロスするような動きは少々苦手。



といず・くろすおーばー!-反り

 前述の通り屈むのは苦手だが、反らす動きはこのくらい可能。ノーマルアクセルに比べてほんの少し腹部を大きめに作っているためか、捻りは厳しい。

といず・くろすおーばー!-下半身

 股関節は引き出し式。足首はダイキャスト多軸関節。今回、個体差もあるだろうが関節がかなり硬いものが多いらしい。股関節へのシリコン塗布は必須かも。

といず・くろすおーばー!-飛翔!

 飛翔!

 残念ながらスタンドとか噴射エフェクトとかは付属しない。

といず・くろすおーばー!-必殺キック?

 そのままアクセルグランツァーも出来る……のか?



手首
といず・くろすおーばー!-開き手・甲

 アクセル・アクセルトライアルと手首構成は同じ。まずは開き手を甲側から。

といず・くろすおーばー!-開き手・平

 こちらは開き手を掌側から。

といず・くろすおーばー!-ブレード添え手

 左のみ付属する、エンジンブレード支え手。開き手首に比べて人差し指が曲がり気味。

といず・くろすおーばー!-押し込み手

 右手のみ付属のエンジンメモリ押し込み用手首。

といず・くろすおーばー!-サムズダウン

 絶望がお前のゴールだ……フィギュア類でよくサムズダウンしているけれど、劇中だとあまり見た覚えがないような気がする。

といず・くろすおーばー!-ドライバー持ち手

 アクセルドライバー持ち手。親指と人差し指が繋がった造形なので持てるものは限られている。左右付属。

といず・くろすおーばー!-ブレード持ち手

 エンジンブレード持ち手。こちらも左右付属。トリガーに指をかけられるので銃も持たせられそう。

 なお、手首は全て塗装されているため、エンジンブレードに長時間持たせていると癒着・塗膜剥がれの危険がある

 特にエンジンブレードのグリップ部分を彩るメタリックレッドは意外と塗膜が弱い。



足首スラスター
といず・くろすおーばー!-足首ブースター

 側面のボールジョイントに接続されているため、若干のスイングが可能。

といず・くろすおーばー!-後ろスイング
といず・くろすおーばー!-前スイング

 角度としては小さめだが、ポージングの表情付けには大いに役立つ。



エンジンブレード
といず・くろすおーばー!-エンジンブレード といず・くろすおーばー!-装填

 アクセル・アクセルトライアルに続き都合三本目の多機能剣。折れ曲がりギミック搭載で、エンジンメモリの装填・排出シーンを再現可能(エンジンメモリは付属しない)。



エンジン、マキシマムドライブ!
といず・くろすおーばー!-ブースト


といず・くろすおーばー!-スラッシャー

 ブーストスラッシャー!

といず・くろすおーばー!-絶望がお前のゴールだ

「絶望がお前の、ゴールだ……!」



三形態比較
といず・くろすおーばー!-比較

 アクセルトライアルはノーマルアクセルとの共有パーツ率がかなり低く、手首足首や一部関節以外はほぼ新造パーツで構成されていたが、ブースターは一転してノーマルとの共通パーツが多い。


といず・くろすおーばー!-比較

 腕部や下半身はほぼノーマルのリカラーと言っても過言ではない。

といず・くろすおーばー!-比較

 脚部も基本は同形状で、ホイールの代わりにスラスターを装着しただけだったりする。

 一連の写真だとちょっとノーマルアクセルの赤が淡く見えるが、現物は今のところ目立った褪色はしていない。



といず・くろすおーばー!-レスキューポリスっぽい

 ……しかしこうして並べると、レスキューポリスにしか見えないな(笑)

 トライアルのみ頭部が一回り大きい形になってしまったが、個人的にトライアルは頭大きめの印象があるので気にならなかったり。




というわけで、アクセルブースターでした!
といず・くろすおーばー!-まとめ

 劇中だとほぼ飛んでばかりのアクセルブースターだったのでスタンドや噴射エフェクトなどが付属しないのが残念でしたが、本体の出来は極めてハイクオリティ。

 Vシネ本編も面白く格好良かったですし、大満足の一品と断言出来ます。出番がVシネ終盤だけ、というのが惜しいと言うか、映画か何かでバース・デイと並び立ったりして欲しいところ。

 ただ、全面塗装に由来する癒着の怖さや関節の硬さなど気になる点もあるので、トップコートとシリコンスプレーは必須ですね。