劇場版 天装戦隊ゴセイジャー&仮面ライダーW 感想レビュー(W編3/3) | といず・くろすおーばー!

劇場版 天装戦隊ゴセイジャー&仮面ライダーW 感想レビュー(W編3/3)

これでラスト!

1/3    →2/3   →ゴセイジャー


エクスビッカー起動

 さすがに消耗したジョーカーではエターナル相手では勝てず、メモリを奪われて起動させられます。

 今回初登場のU=ユニコーンメモリマキシマムドライブによるエターナルのパンチは、演出的にブレイド系ライダーのカテゴリー3使用を思い出します。

 しかしまさかゾーンメモリの転移能力で他のメモリ(変身中の京水・賢含む)を一気に集めるとは思わなかった。

 最初からこれを使えば……って、元々対象の存在する座標が分かっていないと使えないか。



フィリップの抵抗
 46話でフィリップがデータの塊であるとか、強力な演算能力を持つとか言われていたわけですが、その能力がここでも発揮されてエターナル能力の書き換えとか無茶やってます。これで従来メモリも使用可能に!
 そう考えると、一応自力でどうにか制御を奪えたエクスビッカーよりも、翔太郎とWシステムの助力を必要としたエクストリィィィィム!の方がガイアメモリの本質に近い分強制力も強かったことが見て取れますね。



レイカ消滅
 ネクロオーバーは割と無理矢理体を維持している存在なので、MDを食らうと肉体がやがて崩壊してしまう……誰にも見られず一人消滅する堂本がちょっと哀れ。

 仲間に対する克己の使い捨て扱いに、フィリップははっきりと自分との違いを見出しています。



最期の最期で
 マリアの改心……というか、ギリギリまで息子の望むことと良心の間で葛藤を抱えていて、ここで一気に弾けたと見るべきか。


 細胞分解酵素の初出はやはり東映ヒーローMAXの小説。制御用に作ったはいいけれど、基本不死身の殺しのプロ相手に接近しないと使えないという……

 マリアを撃った克己はその場から逃げだし、細胞崩壊を抑える薬を注射して持ち直す。これ自体は「成長しないネクロオーバーをクローニング技術の応用で成長させてくれた」というセリフがあった(小説内でも説明あり)ので、そのための薬剤かな。




僕は悪魔じゃない!

 W復活!

「僕は探偵で仮面ライダーだ」というフィリップの宣言に「僕が、じゃなくて、僕たちが、だろ?」と返す翔太郎。ここも序盤との逆転構図ですね。変身の時に翔太郎の肩を叩いて倒れるフィリップがいい感じ。





「さあ、お前の罪を数えろ!」「いちいち数えてられるか!」
 情け無用の殺戮傭兵集団とかやってたしね……

 そして同時にアクセルも復活。途中から生身同士になってたとは言え、エンジンブレード一本で持ちこたえてたこの人やっぱり凄いな。

 京水が異常を感じて様子を見に行ったのでアクセルVSトリガーの一対一になってます。

 

ルナ乱入

 克己=エターナルとしては、照射こそ出来なかったものの風都タワーにチャージしたエネルギーを解放してしまえば目標を達成出来るので、素直にWの相手をルナに任せてますね。

 ルナはWと対峙するも……



仮面ライダーオーズ 火野映司
 オールライダー対大ショッカーと同じく、次回作ライダーが助っ人に登場!
 ちょっとやりすぎ感の漂っていたWに比べると、オーズの出番は結構無理なく収まってます。幹部クラスは任せて先に行け!と。
 ネタバレで串田アキラ氏の声で歌うベルトだと聞いてはいたけれど、実際に聞くとインパクト強いわぁ……


タ!ト!バ! タトバ!タットッバッ! の部分で観客席から笑いが! 

 個人的にはその前の「タカ!トラ!バッタ!」「みんな集まれ 森の仲間大集合!」みたいな感じでちょっと好き(笑)

 あと「伯方の塩」は串田アキラ氏ではなく高城靖雄氏なので注意!

 ちなみにタトバコンボではベルトが歌っていましたが、フォームチェンジしたタカキリバでは歌ってませんでした。タカキリバコンボ、って言い方も出てなかったような気がするので、やはりバランスの取れた形態と派生フォームに分かれているようですね。


 まあ、対大ショッカーWのようにちょっと仕様が詰め切れてないまま出てきて本編と異なる演出になってる可能性もあるので断定はできませんが。

「上下三色……興味深い」とフィリップが面白がるのが印象的。左右真っ二つよりは奇抜度は少ないと思う(笑)

 必殺の次元斬りは背景の修復までがワンセットかな。



最終バトル
 直前にWがスタッグフォンをピコピコやってたのが芸細。
 克己の消耗もあったでしょうけれど、翔太郎やフィリップも疲労は蓄積してるだろうからどの程度アドバンテージがあったかは不明。ただ、ファングジョーカーやエクストリームで敵わなかったエターナルに対して、9つのハーフチェンジで流れるように翻弄していく様は爽快感あり。
 この変幻自在の柔軟性こそがW最大の持ち味なんだなと再認識出来ます。やっぱりルナメモリは全体的に反則くさい便利さで、サイクロントリガーがまあ、その、あの。




タワー破壊
 エクストリームになってトドメと行くところで、足場崩されて落下。全てのT2メモリを体に集めたエターナルのマキシマムドライブはエクスビッカー同様やかましくてしょうがない(笑)


 破壊された風都タワー、落下するW。しかし。



負けないで、仮面ライダー


 基本的に仮面ライダーは人知れず戦うヒーローですし、Wも一応そうなんですが、誰に理解されずとも戦う陰のあるこれまでのライダーたちとは異なり、Wの場合は風都市民に都市伝説のヒーローとして親しまれている陽性のイメージが付加されています。

 そして、探偵物という特性と、風都という架空の街を作り上げていく演出方針のおかげで、数多くのゲスト一般市民が登場してきました。でもって、刃野さんやマッキー、イレギュラーズといった仲間たちの存在も存分に描かれてきました。(おかげでキャスト欄の友情出演の数が凄いことに)

 そんな彼らが、仮面ライダーに対して祈る。その時――奇跡が起こる!



 しかしまあ、暗闘メインの仮面ライダーはともかく、他のヒーローでもなかなか見られない演出です。一番近いのは、やっぱり一つの町を作り上げて地域密着ヒーローしてたリュウケンドーかな。




風都はいい風が吹く
 人々の願いを受けて、風が吹く。風車がカラカラと回り、その力はWの腰のエクスタイフーンに集まりさらなる力を引き起こす!
 ここでOPテーマが流れるとか、本当にカッコよすぎる。




仮面ライダーWサイクロンジョーカーゴールドエクストリーム
 名前長ぇ!
 奇跡起きて本気出して金色化ってどこの勇者ロボだ!
 そしてJフォームっぽい翼は、風都タワーの風車を受け継いだ物だったのか……




死ぬのは久しぶりだ


 大道の散り様が潔い。死ぬに死ねなかった運命から解放され、高笑いと共に爆発。

 人によってはこの最期と琉兵衛ダンスを連続して見ることになるわけで、お腹一杯ですね。




エピローグ

 映画序盤からの謎と言うか、いまだに謎なんですけど、いつ照井と亜樹子のカップリングが成立したんだろう(笑)

 しかも照井の方から花火に誘うとか……! でもまあ、何だかんだで前々から亜樹子には紳士的だった気がしないでもない。

 これ、下手したら照井探偵事務所に改称されちゃうんじゃないかな……亜樹子の結婚によって。

 その一方で翔太郎とフィリップがいちゃいちゃして(爆)終幕!



総括


 ドラマとしての派手さと手堅さのバランス、エンターテインメント性の高さ、数々の見せ場とまさにWの集大成と言うに相応しい出来でした。

 最終回とかこれに対してさらに何を見せてくれるのか、非常に楽しみです。





 というわけで劇場版レビューは終了です。長文にお付き合いくださり誠にありがとうございました。

 しかし、総文字数13,354字のレビューなのに「半角40,000文字以内で」って警告が出て一気に投稿できないってどういうことなんだ……