DXレスキューストライカー&レスキューコマンダーセット(前編)
今回のといず・くろすおーばーは!
MPキングエクスカイザーの項
でちょいちょい出てきたレスキューストライカーのレビューです。
トミカヒーローのレスキュービークルシリーズは、TFや勇者のような変形ギミックの楽しさとも、ライダー系のアクションフィギュアとしての完成度とも違うベクトルで遊べる傑作シリーズ。シリーズ単独で遊んでもよし、LEGENDSクラスを中心にTFと絡めてもよし。
そんなわけで、爆裂的に鎮圧せよ!
「トミカヒーロー レスキューフォース」の主力中核玩具。後続の中型ビークル群と合体して連動ギミックを発動させるという意味では「○○武装!」がおなじみになった最近のスーパー戦隊の1号ロボ的位置づけとも言える。
単体でもレスキューストライカーの遠隔操作遊びが楽しめる他、レスキューフォース関連玩具のほとんどがこのセットと何らかの形で連動するようになっており、プレイバリューは非常に高い……のだが、後述する問題点のために初期生産分が一時店頭から回収され、買い逃した視聴者に飢餓感を覚えさせることとなった。
また、レスキュービークルシリーズ全体が連動ギミックを前提にしたためプレイバリューと表裏一体のデメリットも発生しており、後番組の「レスキューファイアー」シリーズにおいてその反省を活かしたコンセプトの変化も見てとることが出来る。
レスキューフォース隊員が所持する万能端末。レスキュースーツの着装から始まり、通信、有害物質の分析、避難ルートのナビゲートにレスキュークラッシャーのスペシャルモード発動、そして記念撮影まで出来るという、レスキューフォースの戦力の要と言うべきツールである。
もちろん各ビークルへの指令も出すことができ、小型ビークルのハンドルにセットすることでその運転を可能とする。
玩具は各カードのバーコードを読み取ると、それに合わせた音声が鳴り、赤外線が発信されるというもの。単四電池三本使用。
初期製品であるため後期アイテムのカードは一律「レスキューフォース!」と読み上げるだけとなっており、そちらは後続商品の「DXレスキューコマンダー ライトサウンドモデル」や「DXマックスコマンダー」で補完する形になる。
本セットの初期生産分ではレスキューカードの読み取り精度が極端に低く、回収の要因となった。その後、第二次生産分が出回るのとほぼ同時に「ライトサウンドモデル」が登場し、初期生産分ユーザーでもレスキューストライカーを問題なく稼働させられるようになったが、このあたりの「コマンダー商法」は色々と物議を醸したりもした。
移動基地レスキューフェニックスの着装ブース内で使用することで、レスキュースーツの着装が可能となるカード。
レスキューコマンダーにはON/OFFスイッチ類はなく、カードスラッシュによってスイッチが入るようになっている。
どのカードをスラッシュしても読み込み・発信に違いはないのだが、まずはビルドアップカードから始めるのが通という物。
スラッシュすると「ビルドアップ!」の音声とともに着装サウンドが鳴り響く。
全長25m 全幅7m 全高6m 重量:50t 最高速度250km/h
R1・轟輝(とどろき・ひかる)がコアストライカー(中盤以降はコアストライカーマックス)をコクピットとして乗り込む放水車型大型ビークル。
単独でも山火事を一撃で鎮圧出来るファイナルレスキュー「ウォーターキャノン」を発動するが、中型ビークルとの合体により他にも様々な特性のファイナルレスキューを使用可能となる。
レスキューセイバーが配備されるまでは唯一の大型ビークルだった上、その後の複合合体においても不可欠な存在であり、文字通りレスキューフォースの中核を担った。
超古代コンピュータ・バーツとの決戦で完全大破したため、最終回で登場したのは二号機と思われる。この機体はビークルが不足していたレスキューファイアーへと貸し出されファイアー3・雪リツカの序盤の愛機となるが、合体火炎魔人との戦いでファイアー1をかばって大破。その後は強化改修されてレスキューフォースに返却され、単機で合体火炎魔人を爆鎮する活躍を見せている。
またレスキューフォース劇中描写からすると10年前から同一機種が運用され続けているらしい。結構解発計画のスパンは長いようだ。
劇中ではデッドコピー品として、AIダーエンが作り上げたダークストライカーも登場した。
玩具サイズは全長約31cm(1/80) 全幅約12.5cm(1/56) 全高約11cm(1/54)、縮尺は約1/63となる。劇中設定に比べると玩具はやや寸詰まり気味にデフォルメされているらしい。
ともあれかなりの大型車両で、劇中でも複数の車線にまたがって爆走する姿が見られた。
また、大型トミカ移動基地トイの先輩格であるトミカハイパーレスキューシリーズとは異なりプラキッズの搭乗ギミックなどはなく、若干その方面のプレイバリューを省略しつつも逆に巨大感を損なわないようになっている。
警告灯のレッドメタリック塗装は綺麗なのだが、残念ながら発光ギミックはない。
名の通り前進・後退の指令を出すカード。「ダッシュ」をスラッシュするとコマンダーからは「スピードアップ」の音声が、「バック」をスラッシュするとコマンダーからは「バック」の音声が鳴り、共にレスキューストライカー側からは「ラジャー」の音声が返ってくる。
大した速度も距離も出ないが、グレートゴッドストライカーであっても同じペースで前進後退出来るというパワフルなモーター出力を誇る。
後部にある二ヶ所のロックを外すと前後に分離する。
前部ギミックが集約されている部位で、中型ビークルとの合体もこの状態からのスタートが多い。他ビークルのスペックを見る限り、重量50tの内30tを占めているらしい。
後部の分割線は電池ボックスの蓋。単三電池3本使用。
動力を他パーツに伝達するためのギアジョイント。ストライカー前部は、前方に凹一つ、後方に凸一つ、左右に凹二対の合計六ヶ所にジョイントが存在する。
レスキュー合体シリーズおよびカスタムビークルシリーズならば凹凸さえ合えばどのジョイントに合体しても連動アクションを発動出来る拡張性が最大の特徴。
後輪の上にある白い長方形が電源スイッチ。
押し込むことで「ラジャー」の音声とサイレン音が鳴り響き、電源が入る。OFFスイッチはないが、一定時間で自動的に電源が切れる仕様となっている。
白いリリーススイッチを引き、上部ハッチを引き上げてトミカを一台収納可能。トミカくらいの重量があれば、入れた時の振動でそのままハッチが閉じる。
電源が入っている状態で電源スイッチを押す、あるいはレスキューコマンダーに「ゴー」カードをスラッシュすると……
「3,2,1、GO!」の音声とともに内部でローラーが回転しトミカが発車される!
具体的には、内部で軽く押し出されたトミカが格納庫左右内壁にあるローラーに挟まれて加速し、ハッチを押し出して前方へと射出されるというものだ。
しかしその構成上、車幅や車長が長すぎても短すぎてもギミックが不発に終わってしまう(ライドインそのものが出来なかったり内部で引っかかったり、あるいはローラーが車体に届かず空転したり)ため、かなりギミックを楽しめる車種は限られてくる。
レスキューストライカーやレスキューダッシュ1などのスポーツカー系トミカならまず問題なく射出出来るが、それ以外の手持ちトイで射出出来たのは……
スパイチェンジャーProwl(旧ユニバース版)と……何やってんだバリやん!
プロールは消防指揮車から変形するから、イメージが合致して嬉しい。ただし、手持ち武器の銃を車体下部にセットしたままだと発車の衝撃で外れて紛失する恐れがあるため注意が必要。
(注:元々の遊び方を逸脱した実験をしております。同様の遊び方をする際は自己責任でお願いします。何らかのトラブルが生じた場合も、当方は一切の責任を負いません)
なお、本来は射出速度をさらに向上させる「宙返りループ」という別売り品を接続出来るのだが、どうも一度しか生産されなかったらしく、壱伏は買い逃したままいまだに入手出来ていない。
……続きは後編 へ!(またか/汗)













