ハザード比とは | 統計解析道具箱~はじめての統計分析~

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医療データにおける生存分析や、マーケティングデータにおける解約分析に利用される多変量解析手法に比例ハザードモデルがあります。これはCox回帰とも呼ばれる手法です。

特徴は、被説明変数にアウトカムとなる2値変数をおき(生存/死亡、継続/解約、など)、経過時間(t)とその他の説明変数により、ある時点におけるアウトカムの発生確率を分析する点です。このとき、アウトカム発生に関するハザード比(hazard ration)を計算することができます。

ハザード比とは、一方の群を基準にして他方のアウトカム発生の確率が何倍高いかを示すものです。例えば、100対1のアウトカム発生確率を基準とすれば、100対2のアウトカム発生確率は2倍高い場合、ハザード比は「2」になります。

これは説明変数ごとに計算することができますので、アウトカムに対して各説明変数がどれくらいの寄与があるかを調べることができます。