比較の対象(3)対応のあるデータ
治療前と治療後における検査値の違い(例)
治療前と治療後のそれぞれの検査値(量的データ)に有意な差があるかどうかを調べます。
治療前と治療後の検査値の差が正規分布にしたがうことが仮定できればt検定を利用します。
対応のあるデータを利用する場合は、等分散性の仮定は問題とはなりません。
比較する対象は、治療前と治療後の検査値です。同じ人が両方のグループに所属することになり、ペアにして比較すべきデータとなります。
前期と後期の理解度の違い(例)
前期と後期のそれぞれの理解度(量的データ)に有意な差があるかどうかを調べます。
前期と後期の理解度の差が正規分布にしたがうことが仮定できればt検定を利用します。
対応のあるデータを利用する場合は、等分散性の仮定は問題とはなりません。
比較する対象は、前期と後期の学力です。同じ人が両方のグループに所属することになり、ペアにして比較すべきデータとなります。
右手と左手の握力の違い(例)
右手と左手のそれぞれの握力(量的データ)に有意な差があるかどうかを調べます。
右手と左手の握力の差が正規分布にしたがうことが仮定できればt検定を利用します。
対応のあるデータを利用する場合は、等分散性の仮定は問題とはなりません。
比較する対象は、右手と左手の握力です。同じ人が両方のグループに所属することになり、ペアにして比較すべきデータとなります。
このように、ペアにして比較するべきものは対応のあるデータとして処理します。