先日、23円で半端な料金ですが、アメリカ合衆国宛て第3地帯(1949年6月1日~1951年11月30日)は、
50グラムまで毎の印刷物料金:5円
10グラムまで毎の印刷物料金:18円
であり、10グラムまでですと23円になります。
郵趣:23円料金の外国宛て使用例 | ラクトアーリス CF-Bioのブログ (ameblo.jp)
ここでは、41円というまた半端な料金の使用例のご紹介です。使用期間は上記と同じです。
ちゃんと、印刷物であることや航空便(AIR MAIL)である表記がなされてます。料金の内訳は、
50グラムまで毎の印刷物料金:5円
10グラムまで毎の印刷物料金の20グラムまで:18円×2倍
であり、20グラムまでですと5円+18円+18円=41円になります。
別の計算式では、10グラムまで料金23円+追加の航空便料金18円=41円です。
なんか算数で使えそうな問題ですね<((´∀`))ケラケラ
ここに貼られた切手の”別府観光”は、1949年3月10日発行なのですがその時は別府局と麻布局(東京)でしか発売されず、1950年9月4に全国発売となった切手です。珍しい切手発売事情です。上の使用例は昭和26(1951)年7月12日で、全国発売後ですが麻布局からの差し立てです。