下記のアイテムについて、アメリカ合衆国宛ての料金期間を間違って書いているようです。料金23円について、1951年11月30日までの使用例として読んでいただけると、23円料金に関する内容はご理解して戴けると思います。

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郵趣への造詣の深さで感じ方が違う使用例です。

月に雁を使用している。人気の日本赤十字の切手を使用している。欧文櫛型印のNAKAGYOの消印が使用されている。やたらと目立つ「Printed Matter」の表記になっている。等

ところでこの料金として23円分の切手が貼られています。この時の船便封書料金は24円でした。「印刷物」表示しているのでこの使用例は封書ではないです。この時期、印刷物料金は万国共通の50グラムまで5円でアメリカ合衆国宛ての10グラムまで航空便印刷物料金は18円でした。つまり航空便の表示はないのですが23円でピッタリです。

 

8円切手の3枚貼りは24円、船便封書料金用の切手は24円となり、1円の過納になります。「印刷物」の使用例重視なのでそれもOKと眺めていますが、1円過納の印刷物使用例はほとんど見かけないです。