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市長リコールで住民投票

専決連発の市政が争点

鹿児島県阿久根市

時事通信 12月5日(日)7時13分配信

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)に対する解職請求(リコール)の賛否を問う住民投票が5日午前に始まった。議会閉会中に専決処分を連発するなどした市長の市政運営が争点で、午後7時に投票を締め切り、即日開票され、午後10時ごろ大勢が判明する見通し。解職賛成が有効投票総数の過半数を占めれば市長は失職する
 市選挙管理委員会によると、同日現在の有権者数は1万9756人。午前11時時点の投票率は28.99%。
 リコール運動は、市長に批判的な市民団体「阿久根市長リコール委員会」(川原慎一委員長)の主導で行われた。市長は、職員ボーナスの大幅カットや副市長の選任などを専決処分で決定。議員による議会招集の要請も無視し、県から2回にわたり是正勧告を受けた。同委員会は「市長としての資質が著しく欠けている」と批判している。
 リコールの本請求に向けた署名集めでは、住民投票実施に必要な有権者の3分の1(約6600人)を大きく上回る1万197人の有効署名が集まった。住民投票で失職が決まった場合、失職から50日以内に出直し市長選が行われる。出直し選が実施される場合は、竹原氏が「失職すればもう一度選挙に出るだけ」と出馬の意向を表明しているほか、同委員会は西平良将監事を擁立する。