月打されたチルチルを
見逃してやったことを知り、
愕然とする斉天大聖に、
はだかの王は、いかなる罰をも
受ける所存だと力強く言った。
チルチルは
不幸なキャラクターを、作者に
ストーリーを書き変えてもらって
幸せにしてもらおうとしたのだ。
それは、はだかの王自身が
「月打」されかかったときに
行きついた真理と同じだった。
違ったのは…はだかの王は
自分自身に、「月光条例」を執行し
チルチルは暴走を重ねて…
「とんでもない事態を引き起こした」ことだ。
読み手の人間たちから
おとぎばなしは、悲しいことに
読まれなくなりつつあると
はだかの王は嘆く。
読めよ。
