『今日はどうしてたの?』のオレの問いに、ミカは…
友達と遊んでたの…ゲーセンとかで……。と、オレに答える。
先生、ミカ…色々ほしいモノあるの、バイト代全部なくなっちゃったんだ……
お願い!
そう言われて、いささかオレも迷ったこと『一秒』、ほどほどならば
付き合ってやるか…
そう思って、二人でショッピングモールを駆けまわることにした。
まずは、リラックマの専門店。かわいい!とミカが言ったタオルを4枚
レジに運んで、プレゼント包装をしてもらい、ミカにやった。
「うれしい!ちゃんと包んである♪」ミカが喜んでいる。
そして、バイト先で使う靴下を買い…洋服屋で¥3000の部屋着
(オレは似合わないと、婉曲に言ったが、星座占いで、オレと同じ性格のミカは
一度決めたらてこでも動かないのはわかっていた)を買ってやり、
またもミカは足取り軽く、片やオレはよくわからないまま、
財布の中身が軽くなってゆくのに…半ばあきらめに近い気持ちと、
ミカだからこそ楽しませてやれという気持ちが、『チャーチのテーマ』となって
オレの心にゆったりと流れるのだった。
「おなかすいたー!!」ミカが大声で言う。「トンカツ食べたいー☆」
と後に続く。えーい、はしたない!
ミカが、松坂屋のレストラン街で食べようと言ったので…
あれこれ気分が変わらないうちに、オレはミカを、
大手トンカツ屋に連れて行って、カウンターに座ると、オレはアイスコーヒー
ミカはオレンジジュースで『乾杯』したのだった。
ミカがデートに誘ってくれた記念日だ。
続く
