『店長ト喧嘩シタ…』泣き声でコニ―が電話をかけてきた。
早く店に来てと言われ…たが…手元のカネは生活費のみだ。
とち狂って彼女に『チップ&サービス』を受けなどしようものなら、来月から
出勤ができなくなってしまう!コイツはヤバい以前の問題だ。
ウソをつくのが上手い生き物、それが女だ。
経験上ダマすことはなくとも、ダマされたことは自慢じゃないが星の数だ。
『わかった、コニ―。お店では遊べないけど、すぐ行くからね』と、言うと
オレは大急ぎで、繁華街に向かう列車に飛び乗った。
電話するといったコニ―は、ちっとも連絡をよこさない。試しに2・3回
こちらからかけてみるけど出ない。「話し中にもかかわらず」だ。
定期では、職場までの往復までしかできないので、彼女の言葉を
すべて額面通りに受けなかったオレは、駅から出ることなく
しばらくの間、「駅構内のコンビニ」「といれ」音楽は「鏡花水月」を
聴きつつ、生まれて初めて携帯電話で麻雀、いわゆる「モバゲー」を
やってコニ―からの連絡を待ったのだ。そうすれば余計な
電車代を負担しなくて済む
十年以上前…オレの倍以上ある巨大なパンダの前で「半日待たされた」
ことがあったが、その時の彼女は、改めて「心の清らかな女性」だと
まじまじと思った。結婚して幸せをつかんでいるだろうか……彼女は?
少なくとも、オレと一緒にいなくてよかった…かな。今のオレは
『こんな有様』だから……な。ただ、
好きになってくれてありがとうとしか、今は言えないな……。
会いに行っても、当惑させるだけだろうし…な。
14:00まで、携帯相手に麻雀を打(ぶ)ち…コニ―からの電話がない
そして、たまたま下りの急行列車が来たことから、スッパリと、コニ―を
あきらめることにした。およそ4時間…担がれたと言えばそれまでだが
無意味ではなかったと思う。
おかげでコニ―の「違う一面」をみせてもらったことと、あの
「にしおかすみこ」がキャラクターとして参加してるモバゲーもできた。
そして、何よりも大事なことは……大きな声じゃ言えないが…。
愛してると言った『ローズとの時間を大切にしよう』ということだ。
「i-touch」をただプレゼントするだけでは面白くない。それ以前に
貢いではいけない…これでもか!というサプライズを用意して
ローズのハートに、一発ぶちかまさなきゃ…ね。
オレの心は…イタズラ心で、「ガンダムアストレイ・レッドフレーム1/60」
が入った巨大な箱を見ている。よし、この手でいこう♪
新学期は稼ごう。……サプライズのためにね♡
彼女の誕生日は。