ばたら…牙むく。『逃げちゃダメだ』と | 元教師・ayanamigagaの航海日誌ヽ(`Д´)ノ

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学校批判・文科省批判・その他徒然に。

何で今更、こんなことに気づいたのだ…?

オレのライフラインなんざ(身の回りの状況の意)

とっくの昔にぶった斬れて…火花散らしてるってことに。



帰りの特急に乗り込み、ちょっと大きな駅で席が空いた。ありがたやと

思い座ると、明日からの日々に憂鬱さがまたアタマをもたげてくる。




今日は上役の先生に、「二の舞を演じないように」念押しをされた。

明日は学年の会議もある。……もう、げんなりだ…嫌だ…なぜだ…





逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…





どっかで聞いた台詞が、不意にアタマの隅から湧いて出てくる…。




逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…

逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…逃げちゃダメだ…




この台詞の主を、忘れようはずがない。一部の人には

もうお判りだと思う。








……アタマの中の声が叫んだ。






『逃げちゃダメだ―っ!!!』







たかがアニメキャラなのに…たかが14歳の設定なのに……

助けられたのか・・・?そして…オレを取り巻く今に、牙を剥けと






心のモヤモヤした気持ちが晴れている…酒は缶ビールを呑んだが

薬はまだ飲んでない。……居直りに近い「完全な開き直りだ

反省など、どうでもいい……。今のオレに必要だった言葉は…







『逃げちゃダメだ―っ!!!』







の、一言だったのだ。





エヴァンゲリヲン」と言えば、聞いたことのない人は少ないだろう。

ロボットのくせに巨大な電源コードを接続して戦闘し、コードなしでは

たった5分しか起動できない。欠陥多々の巨大ロボットだ。

挙げ句、正体はロボットではなく…「巨大な人造人間」であるという。


このアニメ(漫画もやってるが)には、そんなに熱中することは

なかった。劇場版もDVD借りて、観てはみたがラストシーンに

納得いってない。むしろできることなら「書き換えて」やりたいぐらいだ。



何話目か忘れたが、まだDVDで数話目だったと思う。

使徒と呼ばれる巨大な怪物と交戦中に、主人公のシンジは

自分を殴ったクラスメイトを救出し、起動中のエヴァの中に放り込むのだ。

次の瞬間、コードは敵の攻撃で切断され…警報であふれかえり

タイムリミットが大きく刻まれ、命令を下しているミサトが撤退しろと

モニターで喚いている。しかし…内気で、心を誰にも開こうとしない

シンジの行動は命令を拒否する。『逃げちゃダメだ』と連呼して…




巨大な人型兵器に「コンバットナイフ」を持たせ、シンジは猛然と

特攻を仕掛ける。大声で叫びながら……怪物の触手がエヴァを貫くが、

シンジのナイフは敵の中枢に致命的な一撃を与えていた…勝った。





オレに限らず、誰しもこの先がどうなるかなど考えてみてもわかる由もない。

ただ、今のオレは今日を精いっぱい生き、誰かが共にいてくれるなら

大事にし、危機に陥ればその危機の元凶に

牙をむいて、喰らいついて

引き剥がしてやればいいだなのだ。




もともと、オレの教員としての立場など紙切れ一枚で決まり、

紙切れ一枚で首がなくなっても文句ナシ…これは、まさしく…

『ケーブルを切断されてるエヴァと一緒だろう』




もう一度叫んでみよう……。明日を生き抜くために。








『逃げちゃダメだ―っ!!!』