名前は、『アヤノさん』という。
今年の4月に、白衣を着始め…もう半年以上になる。
笑顔が…かわいい☆
2週間に一度の医者にかかる日は、アヤノさんに会うのが「唯一の」楽しみなのだ。
今まで、何もしなかったハズがない!
ひと月前に、オレは『丁重なお断り』(もしくはドン引き)覚悟で、ハート型の小さなラブレター(?)を渡したのだ。
ところが…彼女の笑顔は、曇ることは全くなかった。
で、今日も1階にある調剤薬局に寄り、お茶をもらいつつ…アヤノさんとおしゃべりしたワケだ。
『アヤノさん、キレイだねぇ…前にも増して♪』
「やだぁ♪何も出ませんよ、そんなこと言っても☆」
ほしいのは、貴女のハートです。
てな感じで、心療内科にかかる…。今週は、精神を引っ掻き回された。そして、仕事も帰ったら「山積み」である。
『かなわん!』
と医者に言うと、メインの抗うつ剤のトレドミンを増やしてくれた。
仕事に支障があったら、生活に直結するダメージを与えてしまう。避けねばならない。
オレはレシピを持って、薬局のアヤノさんのところに行く。
『ポケットに、小さな牙を仕込んで』
次は『誘いをかける』だ。もう一度、ハート型の小さなラブレターに
「30分だけ、ドライブしてお茶でも飲みましょう」
と書いてカウンターのパンフレットを取るついでに…
magicianがトランプを差し出すがごとく、アヤノさんに渡したのだ。
彼女は、オレの薬を仕分けしてくれている。増えたトレドミンについては、心配してくれたが…
「4時になったら、ブレーカーが落ちるみたい♪」と笑って済ませた。
薬飲んでいくね。と言うと、アヤノさんは『お水持って来ますね』と言って、紙コップに一杯の水をオレに手渡してくれた。
備え付けのお茶があるにもかかわらず…である。
口に入れると…気のせいではない。
『優しい味』がした。重たかったカラダに…『活気』『闘気』がみなぎっていく…!!
これから、Zを引き揚げに行く。
ガンガンのユーロビートがBGMだぜぇ♪