先週の木曜…オレは教師にあるまじき失態をした。
不良のバカガキ二人にひどいからかいを受けている女子生徒を
救ってやれなかったのだ。
後悔の念・自責の念に駆られ…オレは風邪を理由に学校を休んだ。
そして、今日……学校に来て、一通の手紙を見つけた。それは
例のクラスでいつも明るく振舞っていて、そして家庭の事情で転校していった
『ミク』からのメッセージだったのだ。
4月から、国語の教師として非常勤で勤め始めた今の学校で
初めて顔を覚えたのが『ミク』だった。
コンビニで朝、少年マガジンを立ち読みをしてて、声をかけられ
「朝ごはん食べてない…」の言葉に、大急ぎでなけなしの小銭を持たせ
ささやかな朝飯をおごってやったこともある。
バカガキ二人にうんざりするクラスで、国語ができないながらも
一生懸命、授業を聞いている『ミク』の姿を見ることは…オレにとっては
「太陽」と同じくらいの価値であり……心の星だったのだ。
歳こそ離れていても、「ダチ公の一人」に数えてもよかったくらいだ。
その『ミク』がオレにメッセージを残してしばしの別れを告げた
「アイツらに負けないで!」……オレは決心した。
チャイムが鳴って授業が始まる。
にもかかわらず、例のバカガキ二人は、教室を走り回っている。
まるで火のついたネズミのようだ……
規律もクソもねぇ…こいつら何しに来てんだ。コイツらのせいで
何十人というまっとうな生徒がぁぁぁぁぁ!!!!!
てめえらぁー!
ふざけんじゃねぇー!!!
オレはこの時点で教師であることを捨てた。人間でなくなってもいい……
魔神皇帝(マジンカイザー)の怒りを思い知れ……!
教室・廊下に怒号が炸裂する!廊下で待機していた先生が2・3人やってくる。
構うものか!一気にオレは続けた。
テストが翌日で、
周りの連中が必死で勉強やってるのに
お前たちは何だーー!!
ガキどもが席に座る……それで済むと思ったのか?
怒りだけなら、マジンカイザーに変わってんだぜ……。そしてオレは続けた。
もはや、伝家の宝刀のごとき一言を、魔神の力を借りたオレはたやすく引き抜き
言い放った。
出て行きやがれーー!!
とっとと帰れーーー!!!
と、オレは教卓をぶん殴って吼え……ガキどもは悪態をついて他の先生に連れられ
荷物を持って消え去った。
授業は、一時間テスト勉強だったが…やっと納得のいく答えを出せた。
守るべきは『普通の生徒』なのだと……。あいつ等は後でいい。
その力をくれたのは、『ミクの手紙』なのだ。
これからも、オレに力を与えてくれるに違いないと信じている。
お礼の手紙は必ず書くけど……まずは『ありがとう』。
※マジンカイザー……「マジンガーZ」「グレートマジンガー」
(この二体のスーパーロボットは、有名でしょう♪)とともに生み出されて
すぐにその制御不能に近い力ゆえに封印されたスーパーロボット。
怒りを「力」に変えるため、暴走すると持ちうる「マジンパワー」で
見境なく破壊の限りを尽くしてしまう。唯一のパイロットはマジンガーZに乗っていた
『兜甲児』である。
DVDもでております。勧善懲悪好きな人にはオススメします♪
ブログネタ:【MVP選出ネタ】何かをやりたくない時、どうやって自分を奮い立たせる?
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