今日は、さっちゃんの親友で、オレがこっぴどく振られた
彼女の誕生日だ。どういうワケか、彼女の住所・誕生日などは
未だに記憶に残っている。まぁ…いいと言えるようになるまでには
ずいぶん時間がかかった。
さっちゃんと彼女の話題になったとき、あまりにも懐かしそうに
話していたので…オレは思い切って彼女に『暑中見舞い』を書いた。
半月前のことだ。
内容は、自分のマンションの階下に、さっちゃんが住んでいると言うこと。
貴女にとても会いたそうにしていたのでコンタクトをとってあげると
多分、喜ぶだろうということを書いて、葉書を送ったのだ。
(手近な葉書がなかったのでケロロ軍曹の葉書だったのが泣ける)
そして、彼女からコンタクトはあったかどうか、
さっちゃんに確かめに行ったのだ。10時を回ってしまっていたが
用件だけなら5分で済む…そう思ったのだが……。
ドアを2度ノックする。さっちゃんは洗い物をしていたらしい。
あわてて着替えて戻ってきてくれた。
オレは半月前に葉書を出したことと、明日(今となっては今日だが)
誕生日だから何かカードでも送ったらどう?と言うと
さっちゃんのところに、暑中見舞いが届いていたらしい。
そして、マンションでは声が響くから…というわけで
図らずも、二人で夜の散歩となったわけだ。
まずは、オレの書いているブログの話からだった。
どうして、そこまでマイナスの部分まで表に出せるの?との問いに
『取り立てて何も考えてないし、開けっぴろげだからだよ』みたいな返事を
したような気がする。
「ばたら君0型でしょ?」『そうだけど』「やっぱり!私もそう」
20年前には考えられない会話を、二人でしている。
5分だけのはずが、会話が弾んでどんどん時間が過ぎてゆく。
さっちゃんもオレも、中学時代はどうも「トラウマ」らしい。
オレはさほどではないが、さっちゃんとはもう、
当時の話は控えようと思った。そして、お互い共通していたのは
大学時代、国文科を専攻して、その頃が輝いているということだった。
オレはラグビーを通じて、顧問の教授から食事のマナーまで
教わったことも話した。さっちゃんはとても興味深く聞いてくれていた。
こうして、20分以上話し込んでしまい、さっちゃんの旦那さんには
大変、はた迷惑だったと思う。別れ際、さっちゃんはオレに
豆腐とカレーと『缶ビール』をくれた。たぶん、シードルのお返しだろう。
快くいただいた。
缶ビールのほろ苦さがトラウマだった
中学時代を一瞬忘れさせるほど美味かったのは言うまでもない。