一時間目の授業があるのに、目が覚めたのは8時半…電車を乗り継いでも、50分からの授業には間に合うハズがない。
オマケに、ここ2ヶ月くだってばかりだった腹まで鳴りはじめた。
自死した作家で、大学時代からのファンだった『鷺沢萌』(さぎさわめぐむ)さんも、ストレス性の下痢に悩まされ続けていたそうである。
彼女とオレの大きな違い。それは、『死ぬ予定などオレにはない』ということだ。
新しいバイトの面接も済ませ、惚れた女もいて…踏み出した先には、面白いモノがいくつも転がっている。
前にも言ったが、死ぬ直前まで、嫌なことでアタマがいっぱいなんて、オレにはお断りだ。
さて、当面の問題をどうするかだ。
オレは、学校に電話を入れると、教頭に頼んで『本日休業』を申し入れた。
相方の先生が今、イニシアティブ(教壇に立つ権利?)を握っているので、あっさりと休業の許可がおりた。
昨日、バイトの面接で緊張したせいかもしれない。
まぁ、いっか。
今日は、1日寝て過ごすか……。