寝不足気味から、悪心を引き起こし…
睡眠薬を引っかき集めると、オレは夕方に寝た。
ローズにメッセージを送ろうとしつつ、気絶したようだ。いろんな色のハートがいくつか並んだメールは、書きかけのままで『送信』されるのを待っている。
ふと、気がついた。携帯が『メール受信』を示す点滅を繰り返している。
「……ローズ?」昨日、飲んだ代金以外に、借りた分まで支払ったオレを心配して、ローズがメールを送ってきたのだ。
ローズが立て替えたのは、同僚から借りた金と知り、オレは昨日『即座に』支払ったのだ。
オレが裕福でないことなど、ローズはよく知っている。
オレ達が出逢った「場所が場所」だからだ…。
ローズはオレを気遣かって、「ご飯は必ず食べるようにね。」とメッセージを送ってくれた。
そんな優しいローズに、こんなメッセージを送るのは、一瞬躊躇したが…正直な気持ちだからと、寝起きのアタマで考え、送信した。
「オレは…心がからっぽなんだよ。だからキミで心がいっぱいになれば、どんなにか幸せかわからない。優しいローズ、世界中で1番大好きだよ。」
返事は…ない。メッセージしたのは午前2時近く。店では片付けに追われている時間だ。
まぁ…いい。いつの日にか答えが出るのだから……。
ローズ…愛をください。