<3話目つづき>


それからKさんは、友人のお肌を徹底的にサポートし始めることに集中しました。


すると、面白いことが起こり始めました。


友人の中に「ネイルサロンをやっているオーナー」がいて、

その方が自分のお店のお客様を紹介してくれるようになったのです。


そして、その結果が良かったので、オーナーがやっているお店の一角を使って、

時間貸しでいいからお店を出さないかと言われたのです。


そこで、そのお店を出す提案がうまくいくかどうか一緒に考えて、

それが実現できる流れを一緒に作りました。


ポイントは2つありました。


ポイント①

紹介していただいたお客様が本当に満足して、

その満足を「実感する」こと。


ポイント②

そのお客様が施術を受けること


今回の提案のポイントは、


「Kさんの資金的な背景を考えてくれた結果、時間貸しでお店を出せること」にあります。


つまり、サロンオーナーは、「時間貸しのスペースでエステをしてもらわないと売上にならない」のです。


そうすると、サロンオーナーが人を紹介したい!と思っていただけるためには、


紹介したお客様が喜ぶだけではなく、

「フェイシャルエステの施術を受けたい」と思って、実際に受けてもらうことが必要なのです。


そうすると、化粧品がただ売れればよいという話ではなくなりました。


でも、これはKさんが確実に

「周りを巻き込んで事業化していく流れ」になってきているので、チャンスです。


そこで、今サポートしているお客様から

実際にフェイシャルエステの施術を受ける流れを作っていくためには

どのようにしたらよいのか、具体的に確かめることにしたのです。



お肌のサポートをしている方で、乾燥が気になるというお客様がいらっしゃいました。


この方が、乾燥が気にならなくなるのと同時に、エステまで受けたいと思えるようになるには、

化粧品のサポートだけではなく、もっと相談したいと思えるようにならなければいけません。


でも、Kさんはお客様が絶対に次も相談してくるようになるには、

何をしたらよいのかわからないという状態でした。


そこで、Kさん自身は乾燥が気になるのかどうか質問をしてみると、

Kさん自身も乾燥が気になっていたというのです。


さらにある質問をしました。


すると、Kさんは


“笑ったときに口の周りやホホの周りが割れるような、ひきつるような感じになった時”に、


「乾燥している」


と感じるのだそうです。



そこで、さらにある質問をすると、このように言われたのです。


「あー、なるほど・・・今、言葉にしたときに、この状態を何とかしたいと思ったし、

なんでそうなるのか、知りたいと思いました。


この姿勢がポイントか・・・」



私はさらにある確認をしてみました。


するとKさんはこのように言われました。


「そういえば・・・先ほどの話は自分ではわかってはいたんですよ。

しかも、何気なく話していることはあるかもしれない。


でも、聞いてもらえたことはありませんでした。」



そこで、私はさらに確認してみました。


すると、Kさんは嬉しそうにこのように言われたのです。


「そうなんですよ~!

今ね、磯見さんは私のことをわかってくれた!という気持ちになりました。

なるほど~そういうことですか!」



それからKさんが気づかれたことをまとめると、施術までの流れが少しずつですが、見えてきました。


1、お客様が普段わかってはいたけど言葉にできなかったことを言葉にできること


2、その結果、なぜそのようになったのか、その理由を納得できるまで確かめながら話し合う。


3、そうすると、自然にその人にあったケア方法(その人だけのメニュー)ができる。


こうすると、化粧品が売れて、自然に施術を受ける流れができたので、

サロンオーナーのニーズも満たされて、全員がWINWINの関係になることがわかってきたのです!



<続く>



<続き:2話目>


ある日、Kさんと品川のカフェで待ち合わせました。


そして、今の状況を詳しく聞き始めました。


すると、今までのエステの経験も1年未満で

お客様もいない状態だったのですが、


お店を出したいし、

うまく経営できるようになりたいとのことでした。


でもまずはどうしたらよいのかわからなくなっているということだったのです。



そこで、まずはKさんが何が得意なのか、

そして、どういう長所があって


どういうことがお金につながりそうなのか、

詳しくお話を聞いていきました。


すると、Kさんはご自身が長年肌トラブルに悩まされていた経験から、

お肌トラブルがある友人に対して、とてもうまくサポートして、

しかも、すごくきれいな状態にまでもっていっていることがわかりました。


そして、その友人に良い結果が出ているので、

さらにその友人を紹介されたりしていたのです。



私は、友人がKさんに相談している内容や、

なぜ、友人を紹介してくれたのか、その経緯を詳しく聞きました。


すると、Kさんは


どんな肌の状態であっても

相手を的確にサポートして結果を出せるので、


すごく相手から喜ばれていることがわかったのです。


しかし、Kさんはご自身がやっていたことがどれだけすごいことなのか、

全く自覚されていませんでした。



そこで、

そのような友人にしっかりサポートをした結果、

どれだけ化粧品が売れるのか

実際に金額を計算したところ、


すぐに「20万円以上」になることがわかったのです。


それからKさん自身が経験した、

お客様に結果が出て、他の人を紹介したくなるプロセスを

一緒に「見える化」しました。


①お客様をサポートする

②結果が出る

③人を紹介したくなる



すると、このまま友人をサポートし続けるだけでも

一定の売上は確保できることがわかってきました。



そこでまずKさんはお店を出す体力をつけるため、

この友人たちへのサポートをさらに自覚的に徹底してやってみることにしたのです。



すると、想像もしていなかった

すごいことが起こり始めたのです!



<続く>




先日、「ちょっと相談に乗ってもらっていいですか?」

という電話が入りました。


何があったのかお話をお聞きすると、

このように言われました。


「私、エステティシャンとして独立したいのですが、

効果的な化粧品があったら教えてもらえますか?」



彼女はKさんという30代の女性で、

以前エステティックサロンで技術者として働いていました。

しかし、お店が閉店してしまい、これを機会に独立をしようと

思っていたところでした。


それでまずはお店で使う化粧品を探していたそうで、

私に相談をしてきたのです。



日を改めて化粧品メーカーの方とお会いし、

一緒に詳しく話をお聞きしました。


そして、商品の説明が一通り終わったころ、

メーカーのインストラクターの方が、


「ところでKさん、

今お客様はどのくらいいらっしゃるんですか?」

と質問をされました。


するとKさんは気まずそうに

「まだいません・・・これからです。」

と答えられました。


インストラクター「なるほど・・そうなんですね」


そして、今はまだお店もなく、経験も1年未満で

お客様もいないという状態だったことがわかったのです。


私はKさんと別れたあと、

化粧品メーカーのインストラクターの方から

このように言われました。


「磯見さん、このままKさんの相談に乗るんですか?


あの状態からKさんがうまくいく方法なんてあるんですか?

私なら怖くて相談に乗れませんが、何か手があるんですか?」


私はまだ詳しくお話を聞いていなかったので、

このように言うのが精いっぱいでした。


「これからもし相談されたら、

どういう方法があるのか


もう少しお話を聞いてみます。」


すると次の日、すぐにKさんから電話がかかってきました。


「磯見さん、昨日はありがとうございました。

それで、ちょっと今後のことも相談に乗ってほしいのですが・・・」


私は本当に相談に乗れるかどうかは、

もう少しお話をきいてから判断させてくださいとだけお伝えし、

お会いして話をお聞きすることにしたのです。



<続く>