生徒さんたちからよく聞くのが、
「スペースがないので、床で裁断してます。
腰がいたくなっちゃうんですよね。」
確かに、裁断って、広いスペースが必要。
だけど、工夫しだいでは、
ダイニングテーブルでも
ちゃんと裁断できます。
(こないだのレッスンの一幕)
これはテーブルの上ですが、
床だと思って。
布の耳と耳を合わせて、縦半分にたたみます。
これを、半分に折るので、半折(はんせつ)といいます。
そしたら、全ての型紙が生地に収まるのか確認します。(用尺確認といいます)
用尺が足りていることが確認できたら、
パーツごとに大雑把に切り分けます。
これを、粗断ち(あらだち)といいます。
前後身ごろのように、両方が「わ」の場合は、
たたみ直します。
さらに、前後身ごろを粗だちします。
せめて、床でやるのは、ここまでにして
このあとは、このくらい小さいパーツになれば
ダイニングテーブルでもできると思うので、
そんなに腰も痛めないかと思います。
粗だちなら、そこまで気を遣わなくていいので、
床でもいいけど
型紙通りに裁断するときには、
しっかり、気を抜かず裁断して欲しいので、
いい高さで裁断しましょう。
洋裁やって腰を痛めるなんで、イヤだもんね。
参考にしてくださいね。