新作コート。こだわったとこ。その2 | didit sewing ~横浜・日吉の初心者向け洋裁アトリエ

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昨日のサッカーワールドカップ。


日本代表、勝ちましたね!

下剋上で、ジャイアントキリングで、

大番狂せの大金星でしたね。


私は寝てたけどー。








さてさて。連日お知らせしている、

新作のエトレコート。





ボトルネックラインを、

イカシルエットにならないように
本当に何度も何度も、やり直したの。



ダーツをよーくみて。



首のところから立ち上がってるでしょ。



これ、極端にいうと、こんな感じのダーツなの。


ただのVの字のダーツじゃないの。




パターン見せちゃうね。



ダーツとしては、ただのVのダーツより難しい。


だけど、こんなダーツだからこそ、

キレイなシルエットが叶うのです。


作り方レッスンでは、このダーツの印つけの コツやまち針の打ち方、縫い方のコツなど、

きちんとお伝えおります。


ぜひ、チャレンジしてください。







そして、もうひとつ、試行錯誤したこと。



それは…。





洋裁では、こんな考え方があります。





表地は、シルエット重視で、

ちょっと複雑な縫い方をするけど、


裏地では、わざわざ難しい縫い方はしない。


それは、裏地じゃなく、見返しでも同じです。




なので、例えば、表地にダーツが入っている場合

見返しでもダーツを縫いたくはないので、



見返しは、ダーツを畳んだ状態のパターンになります。




だけど、もっかいパターン見て。




このダーツ。

たたむと、立体的になっちゃうの。

(いや、立体的にしたかったから当然なのだけど)



だけど、見返し的にいうと、

ダーツを畳んだ状態で一枚のものにしたい。




無理を通せば道理が引っ込むとはこのことで、




「いやー、ちょっと難しいですねー」

(直訳すると、「無理」)



と言うパタンナーさんに、



「わかってます。わかってますが、

そこをなんとか〜」



と、無理を言って、どうにかこうにか、


「シルエット」も、「簡単さ」も

両方のいいとこが叶う

パターンができました。



パタンナーさん、

いつもほんとにありがとうございます😭




さて、どんなパターンになったでしょう?


届いたら、表地と見返しのパターンを

あててみて、ほっほうー!と

思ってくださいね。