こちらの本、私たちdiditsewingも
企画協力、作品提案など、お手伝いさせていただきました。
本作りの過程で、ベビーロックのソーイングアドバイザーの方にロックミシンのレクチャーを受け、
最近のロックミシンの進化っぷりに
ただただびっくりしていたのですが、
私が一番、知らなかったわー!と思ったのが、
巻きロック。
巻きロックには2種類あるってこと。
そもそも私、つい最近まで1本針2本ロックしか持ってなかったしね。
さて。
こないだ作ったこのスカート。
出来るだけ、ロックミシンの色んな機能を使ってみようと思って縫いました。
これ、生地が薄くて、裏地をつけたのですが、
裏地の脇、いつもなら、地縫いをしたあと、
2枚一緒にロックミシン、というやり方ですが、
せっかく巻きロックで縫いあわせが出来ると
習ったので、さっそくやってみることに。
ロック本の60ページに詳しく書いてあります。
薄地の縫い合わせに使う、「細ロック」というやり方で裏地の脇を縫いあわせてみたよ。
これなら、地縫い+ロック だったところを
細ロック一回で済むから、時短にもなるし、
なりより、縫い代が細くてきれい。
地縫いの糸だけ茶色なのは、
私ついこないだまで2本ロックだったから
黒いロック糸、2本しか持ってないからよ。
買わなきゃ、黒ロック糸。
脇の縫い代、開いてみると、こんな。
いい感じー。
そしてもちろん、裾は巻きロックよ。
「変形巻きロック」のほうね。
それも、本の60ページあたりに詳しく書いてあります
裾、今までは、ロックしてひとおり始末か、
三つ折り始末にすることが多かったけど、
巻きロック、楽しいよ。
今回、このスカートを縫うにあたって、
表地の脇 → 端かがり
ウエストベルト → 端かがり
裏地の脇 → 標準巻きロック
裾 → 変形巻きロック
と、ロックミシンの機能をふんだんに使って見ました
むかーしのロックミシンを知っている私は、
設定を変える度に狂う糸調子がストレスで
できるだけ同じ設定で縫いあげたいと思っていたけど
ダイヤルひとつで設定を変えられて、
しかも糸調子も自動なんて、
ロックミシン、楽しすぎるー!
簡単で楽しくて、
何着でも縫いたくなるよ。
引っ越しして、自分たちのアトリエを構えた暁には
このスカートのワークショップもやりたいなー
なんて、妄想しちゃう。
年が明けたら、色々始動するので、
ぜひアトリエ?教室?にも遊びに来てくださいねー
あ!ちなみにアトリエは日吉徒歩3分のところです
さくすけ先生が、日吉に決まったいきさつとか
ブログに書いてくれるかも。
さて。次は何を縫おうかなー。