社会に出ても何の役にも立たないことを勉強する | didit sewing ~横浜・日吉の初心者向け洋裁アトリエ

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初心者のための洋裁教室 日吉洋裁教室


6月後半から7月いっぱい、
某大学の「日本の古典文学」の講義を
リモート受講しました。





そういえば私、小さい頃から色んな事に興味をもって
やたら首を突っ込む子だったかも。



知的好奇心が満たされるという意味では、
勉強が好きだったし、苦にならなかったな。




大人になってからは、
「必要にせまられての勉強」をすることが多かった。



こう見えて、

若い頃に簿記やプログラミングを勉強したこともあるし、


子供が産まれてからは、児童心理学や子育て系の本を読みまくったし、


アレルギー系、喘息系の母の会や勉強会にも参加したし、


心理学や脳科学の勉強や、


夫にモヤモヤしてた時はアサーションの本もたくさん読んだ。



もちろん、洋裁やパターンメーキングの勉強も相当したし、


セールスやマーケティングの勉強もいっぱいしてきた。



どれも、必要で役に立つものばかり。
(そして、興味もあったしね。)





そういえば私、小学校の頃に「歌留多倶楽部」
(かるたくらぶ)に入っていて、

百人一首を習っていたことがきっかけで



(小学生の頃から持ってる本)



中学の時には、万葉集や古今和歌集を読んだりしてた。


大人になってからは、漫画でいっぱい読んだ。


だけど、古文なんて勉強しても、
何の役にも立たないしなーとも思ってた。



今回、古事記、日本書紀から鬼滅の刃まで、
日本の文学を時系列に学んで、


生活していく上で役に立たない学問って、
なんて贅沢なんだろう。
なんて、人生が豊かになるんだろう。
って、実感したよ。




現代語訳の万葉集。お気に入りの本。

これ、新海誠監督のアニメ、
「言の葉の庭」という作品に出てくる
古文の先生の部屋の本棚にあって、
あー!同じの待ってる!って嬉しくなった。






その時その時で、必要なことをしっかり学んできたから、今やっと、損得勘定なしに興味のあることに
向き合える余裕が出来た♡






息子は、どうやら宇宙に興味があるらしく、
小学生の頃に買ってあげた本、未だに時々読んでる。



就職に有利だとか、社会に出てから役に立つ、とか
そんな勉強も、もちろん大事だけど、




何の役にも立ちそうもないけど、
興味のあることに時間を割くって、
最高に贅沢なことだと思う。



夏休み、時間に余裕のある人は、
気になっていたけど、先延ばしにしていた
興味のあること、やってみるといいかもよ。






洋裁やってみたいなーと気になってる方はぜひ。