まち針を使わずに洋裁をするということ | didit sewing ~横浜・日吉の初心者向け洋裁アトリエ

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自宅レッスンをしていた頃、
(今はレッスンはお休み中です)


生徒さんによく聞かれたことがあります。


「まち針は使わない方がいいの?」
って。



確かに私も、普段はまち針を使わないで縫うけれど。


学校でもまち針を使わないで縫ってたし、

その後色んな「ミシンを使う仕事」をしてきて、
そのどこでもまち針は使わなかったし、
まわりの人も使っていなかった。




ひとり、「まち針を使ったらダメなの?」と聞くと
他の生徒さんたちも、そうそうー!と。
みなさん興味しんしん。



どうしてまち針を使うことに抵抗を感じるのかというと、


まち針を使うことがダメみたいな投稿をSNSでよく見かけるので、まち針を使って縫っていることが不安になる、と。



たぶん、まち針を使うことがダメってつもりで書いてるんじゃないと思うけど。





★おさえ圧の強い職業用ミシンで、
★ある程度ミシン操作に慣れていて
★ミシンの送り歯の構造や縫いズレがおきる理由を理解している


という条件が揃っていれば


まち針はいらないと思うけど、


例えば、か弱い家庭用ミシンでおさえ圧も弱く、
ミシン初心者の方は、

まち針を使った方がいいかも。



普段まち針を使って、そこそこ縫えていたのに、
SNSでまち針を使わないというのを見て
まち針使わずに縫ってみたら、ズレまくるー!

という生徒さんもいました。


まち針使った方が縫いやすいなら、使っていいです。




(私も使うこともあるよ)


これ便利↓





仕事としてミシンを使う場合、
どうしてもスピード重視になってくるので
いちいちまち針で止めたりしませんが、

(そもそも仕事で使うなら職業用ミシンを使うはずだし)



家庭用ミシンで趣味の洋裁やってるだけなら
そこまでスピード重視しないはずだし、
おさえ圧も弱いと思うので
まち針使っていいと思う。



だけど、下手にまち針を打つことでズレることもあるし、

慣れてくればまち針使わなくてもちゃんと
キレイに縫えるようになるものホント。






過去記事で、まち針を使わずに縫う動画をアップしています。

レッスンの様子が懐しい。
みんな元気かな。



(動画で使っているのは、JUKIの職業用ミシンです)














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