我が家で実際にあったコロナ大騒動 | didit sewing ~横浜・日吉の初心者向け洋裁アトリエ

didit sewing ~横浜・日吉の初心者向け洋裁アトリエ

洋裁初心者のための動画レッスンdiditsewing
初心者のための洋裁教室 日吉洋裁教室

緊急事態宣言が発令されたとはいえ、罰則等なく、諸外国に比べてまだ少しゆるい印象の日本。




本当に、人との接触は避けて欲しいと思います。




目先の利益をとって、この先大変な苦痛を受けるリスクを負うのか。



自分さえよければの発想はめぐりめぐって
自分をも苦しめる結果になり得ます。




さて。3月の上旬に我が家で本当に起こったコロナ騒動を、記憶の許す限り書いてみようと思います。



次男が、私の反対を押し切って
2月の中下旬に名古屋で行われたあるライブに
参加してきました。(大学はもう春休み)



ライブ行くなら、そのまま実家に帰ってこないで
2週間はアパートにいてね。と。





3月入ってすぐ位に、彼から
だるい、しんどい、とLINEがありました。



コロナじゃね?笑


とふざけて返信したのですが、


ふと、あいつが体調不良を訴えるって、よっぽどだよな、と思い直し、


電話してみたら、


電話の向こうで微かな喘鳴が聞こえます。


熱は?
体温計もってないけど、あるかも。


食べるものは?
ほとんどない。

(最寄りのスーパー、コンビニまで徒歩10分)



そのやりとりがあったのが、夜遅く。




翌朝5時に家を出発して、夫と二人で車で
彼のアパートに向かいました。



食料たっぷり買って、薬や体温計やマスクを持って。



アパートについて、距離をとりつつ荷物を渡し、
その場で熱をはかったら、38.7!


電話でかすかに聞こえた喘鳴は、はっきり聞こえ、ヤバそうな咳をしています。



喘息持ちなのに、コロナかよ!😱😱😱😱



病院に行けー!!



でも、どこに?
病院、どこにあるんだろ?




平常時なら、本人を連れ帰って地元の病院に連れて行くのですが、


この時、夫はすでに仕事が超多忙になっていて、
前夜も深夜まで仕事をしていたのに、早朝から長距離ドライブ。


免疫の落ちている夫、キケン!


結局、高熱の息子をひとりアパートに置いて、
私たちは去りました。


夫は仕事へ。


私はすぐに息子の家の近所の病院を探し、
ホームページを確認したり、電話したり。


そこから、それはそれはウンザリするタライ回しが始まりました。


息子の家の近所の病院、どこも
「身体のだるさ、熱、咳の症状がある人は
まず帰国者接触者相談窓口に相談してから受診しろ」と。



その、帰国者接触者相談窓口っていうのが、
電話が全然繋がらない!


何度も何度も何度も何度もトライして、やっと繋がったら、


「渡航歴もなく、感染者との接触もないのなら、
検査はできません。最寄りの病院を受診してください」



あれ?記憶があいまいだけど、保健所に連絡しろと言われて連絡したら、帰国者接触者相談窓口に連絡しろって言われたりもしたなー。



もうね、とにかく、どこも頼れないの。


病院に行けば帰国者接触者相談窓口にいけと言われ、

そっちに行けば、保健所に行けと言われ、


そっちに行けば、最寄りの病院に行けと言われ、


(誰にどこに行けと言われたのかの記憶はあやふやだけど)



あー、こういうのをタライ回しと言うのだわ、と半ば途方にくれ、




病院には、ライブに行ったこと言わない方がいいかも、とか



帰国者接触者相談窓口には、ライブに行った、高速バス乗った、ネカフェ泊まったと、言った方がいいのかも、とか


変な悪知恵思いついたり。



結局あちこち電話して、やっとやっと診察してくれる病院見つけて、


本人も不安で不安で体もフラフラな状態で一人でなんとか病院行って、



結局、インフルエンザB とのことで、お薬もらってよくなったのだけど。



あの時の、私たち家族と本人の


コロナかもしれない!という恐怖と
どこも頼れない!という不安。


それが、まだ感染者が今ほど多くなかった3月上旬の話。



今だったらその恐怖と不安、もっとだよ。



体調不良で苦しんでいる息子をひとり置いてくるって、なかなか辛かったよ。


本人も、それはそれは不安そうだったよ。


体調悪くなった本人が、受け入れてくれる病院探すのって、相当大変だよ。




コロナに感染しないだけじゃなく、

今、他の病気になっても大変!!





誰にも会わない。

どこにも行かない。

睡眠と栄養をたっぷりとる。

免疫力下げない。



自分を守ることが、世界を救う!



何とか頑張って、乗り越えよう〜。



we are lonely,
but not alone.