昨日のあさイチ。子供のおしゃれ特集でした。
私はレッスン準備などがあり、チラとみただけでしたが、
最近の子供たちはオシャレへの関心が高く、
興味がない子がついていけない、
という、その子にすごくシンパシーを感じてしまいました。
私自身、中学生の時、周りの女子のオシャレ話より、男子たちと「ムー大陸」について語り合う方が断然楽しかったから。
ファッションやメイクの話より、
ノストラダムスや地球滅亡説に重きを置いていたから。
自分が可愛くなることより、
自分の好奇心を満たす方が優先だったから。
オシャレには興味なかったなー。
相対的とは、他者との比較の上に成り立つもので
絶対的とは、他の何者とも比べようがないことで
相対的と絶対的は対義語です。
成績の付け方の、相対評価、絶対評価ってありますよね、アレです、あれ。
話を「相対的劣等感」に戻すと、
例えばウチのサッカー部の息子。
今のチームでは、そこそこ主力選手として扱ってもらえていますが、
例えばK1リーグのチームにいったら、
ベンチ入りも出来ないはずです。
そんなチームに入ったら、「相対的劣等感」を感じてしまいます。
例えば、
「平服でお越しください」をそのまま信じてパーティに行ったら、みんなすごいオシャレしていて、
ひとり浮いてしまった、とかも相対的劣等感を感じてしまう場面です。
あるコミュニティ(サッカーチームとかパーティ会場)の中で、
特定の要素(サッカースキルとか服装)が、他と比べて著しく劣る場合に、
「相対的劣等感」を感じます。
(例えば、パーティ会場にいる誰よりも剣玉が得意だとしても、「相対的優越感」というものは生まれません。発揮する機会があれば別かもですが)
件のオシャレについていけない子供は、
クラスの中でこの「相対的劣等感」を感じているのかも。
相対的劣等感は、なかなか辛くていたたまれない感情です。
(パーティ会場で平服の自分を想像してみて!)
相対的劣等感をバネに努力することに意味があるのなら、また、そうしたいのなら、
自分よりもちょっとレベルの高いコミニュティ(チームとか)に身を置いて、自分を高める努力をするのもアリですが、
そもそも違和感を感じているなら、
そのコミニュティを離れる、というのもひとつの方法です。
とはいえ、小学生にとっての学校は、
離れることができない場なので、
そこは難しいですよね。
だけど、「違和感の正体」が分かると、少しは気持ちがラクになるんじゃないかなぁ。
相対的と、絶対的って、以前ブログに書いた、
地位財と非地位財にも関係してくることで、
地位財を欲しがる人もいるし、
非地位財を欲しがる人もいるんだなぁ、
私が欲しいのは、こっちだなぁ、
くらいに思って、
なんとかその相対的劣等感に負けないで欲しいと
思う一方、
自分自身の自戒と反省も込めて、
女の子である以上、(ある年齢を過ぎたら)
最低限のお洒落はした方がいいなぁ、とも思う。
コミニュティ全体の空気の流れを読んで、
みんが居心地のいい場所に戻して行けるくらいの力量のある担任だといいね。
それにしても、最近の子育てって、私たちの時以上に、色んな意味で大変ですね!
お母さん、がんばれー!
お友達と双子コーデを楽しみたいですって?
こんなスカートを手作りなんてどうでしょう?
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