あの頃、私は、霞ヶ関で仕事をしていて、
サリン事件のあったあの日、
あの日は酷い二日酔いで、会社をサボって、
夕方起きてテレビを見て事件を知ったのでした。
いつも通り出社していたら、間違いなく巻き込まれていました。
カルト宗教が流行る時代背景って、何か共通点があったりするのかなぁ、なんてことをここ最近、よく考えます。
私は、本屋さんが大好きで出かけた先に本屋さんがあると、必ず立ち寄ります。
どんな本が流行っているのかをざっくり見ていると、世の中の流れがなんとなく見えそうな気がするから。
そういや、こないだ気がついたんだけど、
最近やたら、本屋さんで、哲学系の本を見かけます。
もしかしたら、自分の興味のあることだから、目に入ってきちゃうのかもしれないけど。
それにしても、
東京駅の丸善でも、
日暮里駅構内の本屋さんでも、
横浜駅の有隣堂でも、
表参道の青山ブックセンターでも、
上大岡のあおい書店でも
最近立ち寄った本屋さん、
哲学系の本が平置きされています。
と、思ったら、高校1年の三男が、こんなものを持っていました。
懐かしい。「倫理」
私が中学生の頃、姉が持っていた倫理の教科書。
高校生になったら、こんな面白そうな勉強するんだ!
楽しみだな〜〜!
と、いつも姉の倫理の教科書を読み耽っていたのに、私が高校生になると、そんな授業はなくなってた。
長男の時も次男の時も、倫理の授業なんてなかったよ?
何故だ!?
これはやっぱり、哲学ブーム再来か?
哲学ブームといえば、私が若い頃、
ソフィーの世界って本がベストセラーになって、
関連書籍もいっぱい出て、
世の中、哲学ブームで、私も夢中で読んだなぁ。
これからの時代、
哲学ブーム、宗教ブームが来そうな気がします。
なぜなら、BI (ベーシックインカム)が導入されると、人間は自由の刑に処されるからよ!
哲学の本、読み返してみるの、楽しいかも。