「残高が足りなくて引き落とせませ～ん！」ってハガキがたくさん来てて。
あ～、そうだった。
なかなか銀行に行くヒマなくて～。って、昨日駅まで行ったついでに、
手芸屋さんに寄ってみました。
そしたらね、知り合いに偶然会う会う～～。
なんで、手芸屋にこんなに知り合いがいるの～～～。
幼稚園ママ（役員さん）は、「もうじき、バザーがあるの～。また、お願いしてもいい～？」って。
小学校ママは、「今週から、家庭科のミシンが始まるでしょ～～？」って。
なるほど～～。
ついに、アタシの季節がやってきたってワケね！！
そうそう、私のところにも、小学校からお手紙が来ましたよ。
「今週からミシンの授業が始まりますので、今年もお願いしますね～。」って。
そうなの。私、小学校のゲストティーチャー？教育ボランティア？
学校によって、呼び名は違うけど、そういうやつやってて。
４～５人のボランティアが先生の授業を手伝います。
ミシンだけじゃなくて、お習字や英語やいろんな授業で教育ボランティアの方が
授業のお手伝いをしています。
私はミシン専門だけど。
小学生ママが、「ウチの子、ランチョンマット作りたいって言うんだけど、
この布なんてどうかしら？リバーシブルになっててかわいいと思うんだけど？
余った布でコースターなんて作ってもいいかも。 」
ランチョンマット？リバーシブル？
ああ、そうか。私の感覚だと、ランチョンマットやコースターは、裏地をつけて、
中表にして縫って、ひっくり返して返し口を縫い閉じつつ、ステッチをかける、
というやり方がすぐに思いつくんだけど、
裏地はつける気ないのね。
本とは裏地をつけたほうが仕上がりはキレイなんだけど、せっかくのリバーシブル生地を
生かして、ランチョンマットを作りたいなら、そりゃ、額縁仕立て（ガクブチじたて）だわ。
ランチョンマットだけじゃなくて、ウォールポケットを作りたい子もたくさんいるらしいし・・・・。
小学生には、ガクブチはムリかな～？
普通に四隅を四角く折って縫ってもいいんだけど、縫い代が分厚くなっちゃうし、
見た目もキレイじゃないんだよね～。
というわけで、
額縁仕立て（がくぶちじたて）の縫い方、ちょっと説明しますね。
額縁仕立てには、私が知っている限り、２種類あります。
・角を縫うやつ
・角を縫わないやつ
今回は小学生向けなので、よりカンタンな角を縫わないやつ
を紹介します。
角を縫うやつ、は明日のブログで紹介しますね～。
本とは、布でやるんだけど、わかりやすくするために、折り紙を使いますね。
前置きが長くなりました～～～～。
折り紙で説明しますね。
まず、角のところに、４５度の案内線を引いておきます。
ここでは、３センチにしましたが、額縁の幅によって、お好みの長さにしてくださいね。
４隅に全部しるしをつけます。
今しるしをつけたところを内側に折ります。
さらに、その半分のところを折ります。
今折った半分のところは、カットします。
角の縫い代がごろごろしないためにね。
矢印と矢印の角を合わせて、縫い代を折ります。
布の場合は、きちんとアイロンをかけてくださいね。
こんな感じです。
四隅を折ったら、こうなりました。
今度は、この矢印と矢印の角を合わせて、さらに折ります。
こんな感じです。
４箇所全部今のように縫い代を折ります。
こんな感じ。やっと、額縁になりました！
で、ここを一周ステッチをかければ完成です。
う～～ん。
これを布でやれというのは、小学生にはちょっとムリかな～。
アイロンでいちいちやれば、出来なくはないけど、アイロンも細かいところを
使わせるのは、危ないしね～～。どうしよ。
これは、角を縫わないバージョンです。
明日は、角を縫うタイプの額縁の縫い方をやりますね。
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