カシメの打ち方・実践編 | didit sewing ~横浜・日吉の初心者向け洋裁アトリエ

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手芸部のみなさん、こんにちわ。

昨日は雨が降ったので、眠くて眠くてぼんやりしてます。

眠いなら少し眠ればいいのに・・・・・と思いますが、

ちょっと横になってみてもなかなま眠れず・・・・。


雨の翌日はほぼ間違いなく眠いです。

だってね。雨が降ると、次男の喘息の発作がおこるの。

いつもは、自分の部屋のベッドで寝るんだけど、
雨が降った日の夜は喘息の発作が起こりやすくて、
夜中に私が吸入してあげたりするので、
雨の日は、ママと一緒に寝るんですよ。


で、昨夜も、吸入するほどじゃなかったけど、
一晩中、喘鳴が聞こえていて、私はほとんど眠れなかった~~~。


って、あ~。カシメの打ち方ですよね。
失礼。


まず、道具をそろえてくださいね。カシメの道具については、
昨日の記事で紹介しています。


で、カシメを買うときですが、最初はかならず、
打ち具をセットになってるものを買ってください。


コレね↓こんなやつ。







71016カシメ(中・渋金)25個打具付





集まれ!手芸部~ちょこっと手作りで暮らしをもっとワクワクに~-カシメの打ち方


カシメもいろんな大きさ・色がありますので、
ご自分の用途にあわせて購入してくださいね。


で、カシメの足の長い方に、「くびれ」がありますね?



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穴あけパンチで穴をあけていきますが、
コレにも穴の大きさが色々あります。

写真は、私が持っているもので、一番大きいのと
一番小さいやつです。

カシメの足よりも穴が大きいのをつかうと
ゆるゆるになって残念な仕上がりになってしまうので、

キツめの穴に、カシメを無理やりねじ込む・・・という感じで
差し込んでくださいね。


集まれ!手芸部~ちょこっと手作りで暮らしをもっとワクワクに~-カシメの打ち方


これは、F芯に穴をあけてみたところです。

さっきの一番大きいのと、一番小さいので開けてみました。

カシメの足の太さも参考にしてみてくださいね。


集まれ!手芸部~ちょこっと手作りで暮らしをもっとワクワクに~-カシメの打ち方


ほら!大きい方はゆるゆる。

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印をつけたところに、穴あけ棒を置いて、上からかなづちを
振り下ろすようにして、穴をあけます。

このとき、下に、ゴム板をおいておきます。


集まれ!手芸部~ちょこっと手作りで暮らしをもっとワクワクに~


本体のほうにも同じ要領で穴をあけておきます。





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そしたら、カシメの足の長い方を、
皮ひもに通して、さらに、本体布に通します。

で、この写真のように、足の長いほうの
「くびれ」がこのくらい見えてるくらいが、

ちょうどええ~~~の。


あんまり短すぎてもきちんと留まらないし、
かといって長すぎると、ぐらぐらしちゃうし。


くびれがちょこっと顔をだすくらい、って覚えておきましょう~。

普通に皮ひもを使えば、皮の厚みでだいたいちょうど
よい長さ(カシメの足の長さよ)になるんだけど、

足があんまり長くでてしまったら、布の表地と裏地に
カシメよりひとまわり大きく切ったF芯を入れて、

足の長さを調節します。


ここ!ここで、F芯登場です~~~。

でも、普通に皮ひものときは、ちょうどよくなるので、大丈夫。

あと、マグホックをつけるときにも使いますよ。F芯。



あ~、話が横にそれました。 次ね。





集まれ!手芸部~ちょこっと手作りで暮らしをもっとワクワクに~-カシメの打ち方



で、そしたら、カシメの足の短いほうをセットします。

手で仮止めするときに、ちょっと、「カチッ」という感触が
ありますので、わかると思います。


写真の上のカシメは、とんかちでカンカンやったあと。

で、下のカシメは、足がちょっと見えてるでしょ?
手でカチッとおさえただけの状態です。

これをいよいよとんかちでカンカンやります。




カシメの足の短いほう(バッグ側についているほう)を
カシメ用プレートにのせ、

(ちょうどいいサイズのところに乗せてね。)

カシメの足の長い方(皮の持ち手側についているほう)に
打ち具をあてて、とんかちでトントンやったら、完成です。


実は、写真と文章だけの説明ではうまく説明できない
と思い、ここは、動画をとってyoutubeにアップしようと
思って、息子にビデオを撮ってもらっていたのです。

で、それをさっきみたら、なんと私がばっちり
写っているので、アップできませんでした~~~。


「ママの顔は映さないでね?」って言ったのにねぇ~。



でね、さっき、カシメを買うときは、初めは打ち具が
付いているのを買ってください。といいました。


カシメと打ち具のサイズが違うとどうなるかというと・・・・






集まれ!手芸部~ちょこっと手作りで暮らしをもっとワクワクに~-カシメの打ち方


カシメに対して打ち具が大きいと、こうなります。

わかります?皮の持ち手にカシメのまわりに、
丸くアトがついてしまいましたあせる


じゃあ、カシメに対して打ち具が小さいと、どうなるか?



集まれ!手芸部~ちょこっと手作りで暮らしをもっとワクワクに~-カシメの打ち方

↑ こうなりますあせる

あ、でもコレは、私が昔、自己流でやってみた失敗例なのですが、

・カシメに対して打ち具が小さい、という点と
・カシメの足の長さに対して、布の厚みが全然足りてない 

という、ダブルの失敗例です。

カシメの内側のまわりにまるくアトがついてしまっているのは、
カシメに対して打ち具が小さかったことが原因の失敗。


カシメの中央に、足の短いほうの足が浮き出てしまっているのは、
カシメの足の長さに対して、布の厚みが足りていなかったことが原因。


ということで、まずは、道具をそろえることがはじめの一歩です。



がんばってね~。