昼飯から今帰宅ー。
今日はそば屋でかつ丼とざるそばでガッツリ。
昨日の夜、ビールと野菜天ぷらだけで、かなり
腹へってたからなー。
俺はそば屋を出て、いつもの喫茶店へ。
そば屋からは少し距離あるんやけど、軽い足取
りでー。
Kちゃんに会えるかもって思うと(笑
店に入ると、いつもの席にKちゃんおった。
俺が座る席にはOLっぽい女が二人座ってた。
一つ開けて座ろうとすると、
「おーこっちに座りーな。」
とKちゃんが俺に気づいて手を挙げてそう言う。
おいおい。もうツレ扱いやなー(笑
俺はKちゃんの向かいに座る。
俺はいつものアイスコーヒーを注文して、ポケッ
トからケータイとタバコを取り出してテーブルに
置く。
「兄ちゃん、名前聞いてなかったな?」
Kちゃんはそう言ってきた。
えー?名前聞くの?ホンマにツレやん(笑
まあ、教えないのもアレやし、とりあえず挨拶用
にアイツに作っとけって言われた簡単な名刺を
財布から出して渡す。
するとKちゃんも名刺をくれた。
ここには書かれへんけど、結構神戸では有名な
海運会社の課長さん。(海運会社ってのは友達
に後で電話で聞いた)
おいおい。何やってんねん(笑
えー会社の課長さんやん(笑
「ワシな、今年で56歳やねん。」
おーそうなんや。もっと若いかと思ってた。
「兄ちゃんは?」
「俺はもうすぐ39歳。」
そうそう、誕生日が数日後やし。もう40歳にリーチ
やわ。
「アフェリエイトってなんや?」
俺の名刺を見ながらKちゃんは聞いてくる。
「インターネットで商品買ってもらって稼ぐってや
つ。」
「あー聞いた事あんなー。いわゆるIT関係やな?」
そうなんかな?(笑
Kちゃんは海運会社の営業でもう課長職を10年程
やっているらしい。
「もう出世もないしなー。早期退職しようと思ってる
んやー。」
そう笑いながら言う。来年の春までに退職したら、
退職金が上乗せされて出るらしい。
「学校出てから40年くらい働いてるからなー。ある
程度退職金もらえるし、それでマンションのローン
返して、残った金で何か商売したいなー思うてな。」
Kちゃんはその返事を今月中にせんといかんらしい。
「どー思う?ワシ早期退職した方がえーんやろか?」
そんな大事な事俺に聞かれてもなー(笑
「Kちゃんが、そうしたいんやったらそれでえーんちゃ
うかな?」
俺はとりあえずそう答えた。それしか言えへんし(笑
「兄ちゃんは月にどのくらい稼ぐんや?そのインター
ネットで」
俺はたまたま持ってた通帳を出して、Kちゃんに見せた。
「はあ?びっくりやなー。そんなに稼げるんか?」
「まあ、楽やないし、ずっとパソコン触っとかんといかん
しねー。」
「アカンわ。ワシはパソコン全然わからんしなー。」
俺はそう言うKちゃんに、去年リストラされて困ってた時
に友達に助けられて、そこからパソコンを始めて、今に
至る事を全部話した。
「そうなん?それってパソコン始めてまだ1年経ってない
ってことやな?ワシにも出来るかな?」
「出来る出来る。メールくらいできるんやろ?」
「メールくらいは出来るでー。会社でも使こうてるし。」
Kちゃんはタバコを消して身を乗り出す。
何か完全にツレ状態(笑
Kちゃんの話を聞くと、早期退職を決めなきゃいかん
ストレスから風俗行ったり、飲み歩いたり、出会い系
に走ったりしてたらしい。
「40年も働いた人間に、自分より若い上司が辞めへん
か?ってゆーてくるんやで。そんなん無いやろー。」
そういうKちゃんは少し寂しそうやった。
少し無言になったから、俺は別の話題を振った。
「そー言えば、あの子はどうなったん?」
「おーあの子かー。」
Kちゃんはケータイを出してきて、メールを俺に見せる。
「今日の朝のメールや。」
もう見てる俺が恥ずかしい内容(笑
Kちゃんもよーこんなメール俺に見せるなー(笑
今日は早番で17時に仕事が終わるから、その後会おう
って書いてある。
Kちゃんは夕方17時から会議。早めに切り上げて会うら
しい。
19時三宮。
尾行しちゃろか?(笑
とりあえず待ち合わせ場所は覚えたし(笑
この話になるとKちゃんの目は輝く。
その後アイスコーヒーを二人で一気飲み。
「良かったら、今日一緒に飯食う?紹介するわ。」
Kちゃんは笑いながら、でもマジにそう言ってた。
「飯だけやでー。」
Kちゃんはそう言って席を立つ。
「なんぼなんでもそれは勘弁してー(笑」
俺もそう言って席を立った。
店を出る時にKちゃんは
「また明日なー」
って出て行った。
Kちゃん56歳。海運会社課長とツレになった日(笑
出会い系にハマるオヤジで、早期退職する人。
こんな人と知り合うってどうよ(笑