美術館より門外漢へ | 今流行りの蒸発記念

今流行りの蒸発記念

百回記念のため生前葬を取り行った後、
ウクライナかベルギーへの蒸発を計画中なり。

軽井沢千住博美術館に行って来た。


主に滝をイメージした作品が中心の幻想的な世界の現代美術展。

博物館だから当り前だけど、
静かな所で客も下品な輩はいない。


誰かとデートするには良い所だと思いますので機会があったらどうぞ。


僕の観る目が成長したのもあると思うけど
初めて行って良かったと思う作品のある美術館だった。


しかし良い作品だけど、
こういう現代芸術は、たとえ同じ物だとしても
作った人によって周囲の評価が違う気がする。



中学生の時超芸術と云う、
作者のいない偶然の作った芸術にハマっていたら、理科の教員が

「偶然の産物を「超」芸術とよんだら、一生懸命芸術品を作っている芸術家に失礼だ」

などと、センスの欠けらも無い発言をして超芸術から引きはがそうとしてきた。


これこそナンセンスの極みであり、
超芸術を発見した人に失礼だ。
(赤瀬川原平さん・老人力の著者でもある)

そもそも、名の由来は
作者がいない点が普通の芸を「超」えているとも知らずに
意見を言う時点で間違っている。



実際に描くのに手間の掛かった作品の方が、価値の高い物なら

何故細かく描いたヒトラーの絵が売れず、
エアブラシで吹きかけただけの絵で美術館が建つのかが説明出来なくなるではないか。


こういう輩は拝観料の取られる作品、テレビで紹介された作品、皆が良いと言っている作品を無条件でありがたがる。


こんな感性で口を挟みにくるから
教師は疎まれるんだ。
バー・・・(以下自重)


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