狼と羊 | 今流行りの蒸発記念

今流行りの蒸発記念

百回記念のため生前葬を取り行った後、
ウクライナかベルギーへの蒸発を計画中なり。

寒ーい冬のある日、狼が羊に言いました。

と言った出だしの童話を
小さい頃によく聞いた記憶がある。

だけど、ここから先が解らない。

解らないと云うのは覚えていないのではなく、
ここから先は話してくれなかった気がする。

いっつもここで話が途切れる。

まあ童話だから話の言わんとしている所は大体察しがつくから、

狼「どうも、スカトロです」
羊「帰れ」

とか云う展開にならないのは判る。

だけど、物語と云うのは途中経過を楽しむ物でしょう。

なので子供に話せる内容になるように、狼が何て言ったかを少し考えてみた。


パターン1

狼「献血にご協力ください」
羊「俺、インフルエンザだから無理だわ」
狼「こっち来んな」


パターン2

狼「このたび立候補しました、狼の大太郎であります。
皆様の貴重な一票を心よりお待ちしているます」
羊「これは議員達にとって、国民は私腹を肥やす為のカモだと云う事の暗喩か?」

パターン3

狼「食料を恵んで下さい」
羊「他を当たれよ」
狼「そう言われるだろうと思って、アリの家に二件行って来ましたのですが、
一件目は入り口にキリギリスの死体が転がっていて物騒で、
二件目はアリが過労死していたせいで、その蓄えをキリギリスが勝手に消費してて物騒でした。
なので、その毛皮を恵んで下さい!」
羊「だからなんで恵まなきゃならないんだ」
狼「あなたにはノブリシュ・ノブリージュの心がないのですか!」
羊「狼の方が立場は上じゃないか」
狼「少年よ野望を抱けと羊ヶ丘で言われなかったのか?
いいからその肉を渡せ」
羊「最初と言ってること違うし」


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