現存する最後の寝台特急のひとつとして名高い「瀬戸」。寝台特急としての歴史は意外に浅く、長らく急行だったものを格上げした列車です。S38年当時、急行「瀬戸」は東京と宇高連絡船が発着する宇野線宇野駅とを結び、当時より四国連絡の一角を担っていました。列車番号25、東京21:00発。夜通し東海道をひた走り、翌朝四国に着く体系は今と変わりありません。S38年より軽量の一等車と食堂車が投入されて編成が変化しています。それまでは三軸の食堂車、マシ29を組み込む編成でした。座席者主体ではあったものの、当時既に一等寝台車1輌と二等寝台車3輌が連結されていました。


編成は下り方より
マニ
オロネ10
ナロ10
スロ54(スロ53で代用)
ナハネ11*3
オシ17
スハ43*4
スハフ42
スハ43
スハフ42

 

後ろの2輌のみ岡山持ちの岡山回転車で、他は品川の受け持ちとなっていました。

 

マニ60(KATO)

 

オロネ10(KATO)

 

ナロ10(KATO)

 

スロ53(KATO)※スロ54の代用

 

主要客車列車編成表によるとスロは53なのですが、当時品川の車は既に緩急車に改造されていたのでスロ54としました。しかし模型ではスロ53を繋ぎます。元々青大将のスロ54からの塗り替えですが、製作当時はサイトに合わせてスロ53として製作した故。見た目は変わらないのでよしとしましょう。

 

ナハネ11(マイクロエース)

 

ナハネ11はおなじみ旧マイクロエースの製品。屋根は非冷房仕様ですが車体はオハネ12と同じ(屋根と車体は分離しません)。車体色は暗めのぶどう色で、MODEMOのぶどう色1号と繋げても違和感のないほどです。表記も三等級時代となっており、S31〜S34年頃の形態としてはかなり良い具合になっています。当時は完成品にぶどう色1号なんて概念はなかったと思うのですが、流石に偶然でしょうか…同時期のオハネ17はぶどう色1号を纏ってことはないのですが、こちらも同様にぶどう色1号っぽい色合いです。ただ表記はちゃんと二等級時代のなって三等表記がありません。色はやっぱり偶然?この車はKATOカプラにするとかなり間隔が縮まります。ジャンパ付きだと連結しにくいです。

 

オシ17(KATO)

 

当時品川所属のオシ17は5、7、8、9、10、13の6輌。5、7、8、10はかもめ中期セット、13は今度再版もされる単品製品(要塗替)が適合します。この辺りは前回も触れていますので詳細は割愛します。

 


スハ43は全部単品だと味気ないので、1輌だけ4輌セットに入るドアの違う車を組み込んで変化を持たせています。最近ようやっと単品の再販がかかって容易に入手できるようになりましたが、一時期は本当に単品がなくて、セットバラの方が出回っていたこともありました…

 

 

スハ43(KATOセットバラ)

 

 

岡山回転車はマグネマティックカプラで自動開放に対応させています。

 

牽引機は全区間電気機関車。EF61の牽引実際もあるようです。