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関水金属(KATO)の165系旧製品。元は153系の塗り替え製品と言っても過言ではない「タイプ品」なのですが、長らく発売され多くのユーザーに親しまれてきた製品でもあります
今回はそんな165系の中でも末期まで発売されていた「低屋根」シリーズをご紹介

 

初回品の発売は他の方のブログによれば平成8年頃とのこと。丁度急行「東海」の引退時期で、国鉄急行型が注目されていた時期ですね
「低屋根」自体は「なのはな」やムーンライトの製品化の際に作られていました

 

当時は普通屋根の単品もありましたが、低屋根製品は終始セット売りで、基本セットはライト類も標準装備

 

 
当時のセットは紙箱に単品ケースが3つ入ったタイプ。銀インサート時代から続く当時の一般的な販売方法とは言え、この梱包は非常に出すのに手間どります
 
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いつしか箱はベストセレクションタイプになって多少出しやすくなりました

室内灯も新タイプが取り付けられるように若干構造が変わっています。といっても屋根から外す仕様に変わりはありません。この頃になると既に普通屋根の製品はカタログから消滅しており、実質廃盤になっていたと思われます。実車のモハ164は汎用性を持たせるために狭小トンネルを通らない用途でも後年は800番台として製造されていましたが、模型も同様に後年は低屋根セットのみの販売になりました

 

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153系の流用とはいえ、前面に緑が入ると165系にしか見えません
増結セットは増結用カプラーが標準装備で、カーブでは当然のように首を振ります

 

ベストセレクション仕様になってから密連カプラーが標準装備になったものの、先頭車はアーノルドで依然としてユーザー側での交換が必要でした

 

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基本セットは

クモハ165-138+モハ164-861+クハ165-162

 

増結セットは

クモハ165-133+モハ164-856+クハ165-198

 

所属は全て新カヌ(上沼垂運転区)

 

 

 

先に発売されていた153系と並べてみるとこんな感じ。完全に同じ顔です

 

 

横から見ても153系と完全に同じです

違いは床下と屋根、そして台車といったところ

 

 

箱型通風器が載ったクモハ用の屋根は流石に新規で作ったようですね

 

低屋根セットに戻ります

 

両セットは動力・ライトの有無と先述の先頭車のカプラー以外は基本的に同一ですが、クハの屋根は違うものになっています。主な違いはベンチレーターの配置で、冷房を載せる考慮をした後期のグループか冷房を載せることを想定せずベンチレーターを中央に配して登場した初期のグループかによってベンチレーターの配置に差異が見られます。有難いことにネットでまとめてくれている方がいるので興味のある方は【

国鉄急行形電車 屋根上機器配置】で検索してみましょう(相当沼なので注意⚠️)

 

モハは製品では同じもので、どちらも奥のタイプ。新製時より冷房が乗っているのでベンチレーターの配置も左右に並列になっています。手前は非冷房で落成した冷改車で、ベンチレーターの配置が非冷房時代の面影を強く残しています。また、左右並列配置でデッキ上中央にもベンチレーターのある上と下の折衷型のような形態もありますが、これは冷房準備車で3両のみの希少な形態でした。

 

低屋根セットは「アルプス」の編成例が掲載されており、セット*3に単品を足して往年の食堂車込み12両編成が組めます

 

サロとサハシは最後まで単品で販売

 

こちらもセットに合わせて途中から密連カプラー標準装備に変更になりました。例に漏れずサロも153系の流用です

 

等級帯の入った方。グリーンマークは印刷済み

 

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帯なし。169系と合わせての製品化でした

 

「さよなら東海」製品化の際に新製冷房車のベンチレーター配置の屋根が設定されました。サロ165の非冷房車は28両しかいませんが、単品は71番。なので「さよなら東海」の屋根が正規なのですが、当セット発売後の再販でも仕様が変わることなくサロ152の屋根が続きました

 

「さよなら東海」のサロは妻面までオレンジがかかっていて一味違う造りが魅力です。なおこの配置の屋根は475系セットやサロ455の単品でも使用されており、475系セットは2両のサロのうち、1両が写真上の屋根、もう1両は写真下の屋根です。前者はサロ451、後者はサロ455となっていて、屋根で差別化を図った感じですね

 

左が「さよなら東海」のサロ165、右が単品

 

 

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サハシは165系のサハシ…

 

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ではあるんですが50番代。50番代は元サハシ153なのでこれも153系の流用

まぁ中央本線のサハシは50番代もいたので中法本線継投であればこれで問題ないわけですが…

165系本来の0番代は窓割が同じサハシ455から改造すると造れます

 

所属表記は低屋根セットの方は新カヌでしたが、単品は長モト

そもそも「アルプス」の編成を載せているのになぜ上沼垂なのか…

 

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まぁそんな感じで今から見ると色々と大雑把な製品ですが、それでも現代の製品と混ぜても違和感なく馴染んでくれるくらい良い出来だと思います。中古市場だと格安でジャンクとしてほぼどこでも売られているような存在ですが、汎用性はかなり高いので1編成くらい持っておくとどこかで役立つかもしれませんよ

 

 

 
唐突にこの製品を取り出したのは屋根を弄ろうと思ったため
冷房車は我が家の車の中では新しすぎるため非冷房時代にして共演できる車両を増やそうという魂胆。ボディはそのままで屋根のみの加工にとどめるつもりです
とりあえずプラニッパーでベンチレーターと冷房を切り落としまして、テキトーにパテで埋めたところ。これに際して溶きパテなる製品を買ったんですが、ものすごく便利ですね。今までパテを薄めて使ってたのがバカみたいだ…