こんばんは。そうしなです
KATOから待望の冬の湿原号が発売され、当方も発売直後に特企品を1セット購入していたのですが、リニューアル後の編成ということもあり、遊びの幅が狭いのが難点です。そこで今回はホビーセンターカトーで調達したAssyを使って、リニューアル前の編成を制作していきたいと思います!
今回作るのは、SLすずらんが運行開始した直後から2003年ごろまでの編成に対応した仕様にしていきます。
まず、当時のSL用客車の編成をまとめてみました
1999年のすずらんは短期間で編成組み換えが行われているほか、冬の湿原号の運行開始に際して内装の変更も実施されています。登場時のSLすずらんの内装は一般的な14系座席車の簡易リクライニングシートだったそうです。
ちなみに、上から2段目の編成はマイクロエースから完成品が発売されていますが、かなり高価になってますね…
車掌車改造の展望車は2両存在しましたが、ヨ4350には短期間ながら赤帯を巻いていた時代があるため、今回は3両制作しますw
また、冬の湿原号には車掌車2両のほかにホキやワムハチがつながっていたことがあるため、今回はTOMIXのホキやワムを使って製作していきます。
今回使用するAssyパーツを調達… かなりの量になってしまいましたw
スハフ14はAssyが在庫切れで困りましたが、ぽちのジャンクコーナーにバラしがあって助かりました…
さらにヘッドマークを付け替えるのが手間なので、C11 171も2両目を導入してしまいました
こちらはすずらんのヘッドマークを付け、特企品は冬の湿原号のヘッドマークを取り付けました。
さらに先端のダミーカプラーをビジネスナックルに変更し、逆向き運転で遊べるようにしました。
では、ここから客車の制作に入っていきます。
なお、今回の改造はあくまで雰囲気重視のお手軽改造が中心になるので、細かいディテールは作りません。ご了承ください…
(単に加工技術が未熟なのもありますが…)
まずはハザです。
スハフは今回は雨樋外付けになる前の505を作るので、直近に発売になったまりものスハフが好適です。
これを2両茶色にしていきます。
今回使用した塗料はいずれも旧客加工用に使っているGMのぶどう2号とクレオスのシャインレッドです。シャインレッドは何回か吹かないと発色しません…
1両は内装改造後の仕様にする予定で仮落成…
等級帯のマスキングはこれまで戦前客車でさんざんやってきましたが今回はドアを介して帯が巻かれていたり、ルーバーがあったりで少々マスキングは手間でした
オハ14のうち1両は幌枠を切り取ってジャンパ栓を取り付け、519風に改造しました
粗が目立ちますが、遠目から見る分には悪くありません
また、方向幕も自作しました。
読むのは厳しいですが、白地より青地のほうがそれらしくなりますね
スハフのトレインマークは大雪の上から貼り付けました
続いて、展望車改造の車掌車をKATOのヨ3500北海道タイプをベースに作りますが、こちらは加工技術がまだないので、簡易的な改造にとどめました。デッキの封鎖板のみ0.3のプラバンを5.0x4.5に切り出してゴム系で張り付け、アルミサッシの色差しもしましたが、あまり出来は良くありません…
貫通幌はGMの客車用を貼っただけで、特に加工等はしていません
車体表記類も製品のまま据え置きです
屋根や車体自体は製品のまま…
ということでいきなり完成画像です
ヨ4350(SLすずらん号)
ヨ4350(SL冬の湿原号)
ヨ4647
雰囲気は悪くないでしょうか…
最後に貨車の制作です。
SLの予備機材を積んだワムと、釧路のホキを作ります
先述の編成例にあるように、SL冬の湿原号に併結されたことがあります
ホキは製品の車番を消去して、くろま屋さんのインレタを貼り付け
ワムはTOMIXのワム280000をベースに、屋根上と白帯を塗装しました
これにて完成とします!
収納箱も製作しました
運行初年度のSLすずらんの編成を組んでみました
当初はスハシが編成端にきていました
7月ごろに車掌車が増結されました
12月になると、車掌車が4350から4647に変更
短期間で編成が変わりすぎですね…
SL客車もこの後座席改造や煙突改良、スハフの増備など奥が深いです…
2001年ごろの冬の湿原号
車掌車が両端に連結されていました
2003年からはスハフ14-507が増結されます
これでかなり遊びの幅が広がりました
スハフ-507もいずれ増備したいですね!