はじめまして 今年度からXでほそぼそと活動しているそうしなと申します。

こちらでは補足や導入車両の紹介をしていきたいと思います。

よろしくお願いします。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

マイクロエースの169系試作車が入線です。

以前から気になっていた製品で、安く売られていたので購入しました。


(画像はクハとクモハが逆になってます…)

 

我が家では初の冷房準備車です

169系は碓氷峠区間での両数制限解消を目的に、EF63との協調運転を行うために製造された車両です。試作車の900番台は他の冷房準備者と異なり初期のサロと同様のAU12Sを搭載する設計となっているのが特徴で、冷房用の蓋の数が異なります。

 

マイクロエースでは量産車の9両セットと試作車の3両セットが発売されています。私は量産車は持ち合わせていないので、今回は冷房付きのKATO165系旧製品群と比べてみます

 

クモハ169(クモハ165)

上から

クモハ169-900

クモハ165(冷改車)KATO製シールドビーム

クモハ165(新製冷房車)KATO製低屋根セット

クモハ169のみ、冷房を乗せる蓋の数が1つ多いのがわかるかと思います。

この形態は165系グループの中でも169系の900番台のみのようです。
また、新製冷房車はデッキ上のベンチレーターがないのが特徴です。

なお、本来新製冷房車、冷房準備車のベンチレーターは冷改車とは異なる位置にあるのですが、KATO旧製品のクモハではそれが再現されていません。

 

モハ168(モハ164)

上から

モハ168-900

モハ164-800(新製冷房車)

モハ164-800(冷改車)

 

モハ168(モハ164)の冷房準備車は非冷房落成車と異なりベンチレーターが左右配置となっています。169系量産車は普通屋根でしたが試作車は800番台同様低屋根構造となっているのが特徴です。こちらもAU12Sでの冷房化を想定し設計されていますが、実際に冷房化された際は他車同様集中冷房で冷房化されています。

 

クハ169(クハ165)

上から

クハ169-900

クハ165(冷改車)KATO製低屋根セット
クハ165(新製冷房車)KATO製低屋根セット

 

主な特徴はクモハと同様です。マイクロ製は幌がついていて顔が引き締まって見えます。運転席まわりが緑色なのもいいですね。

KATO製クハはクモハと異なり新製冷房車、冷房準備車のベンチレーターの位置が冷改車と異なる配置が再現されています。

 



こちらは銀箱時代のKATO製169系
…ですが車番を変えただけの製品です
当時はベンチレーター左右配置の製品はなかったようで屋根上は実車と大きく異なり非冷房落成車のものとなっています…

また、発売当時は設定名がなかった帯なしサロ入りです。

こちらの製品は現在かなり希少となっており、中古でもなかなか見る機会がありません。同年代の475系やキハ57も希少な製品となっていますね…

製品は4両セットAとBがあり、合わせると末期の8両編成になります。

我が家には増結にあたるBセットはありません…

 

横軽通過可能の●マークはしっかり印刷されています。



余談ですがモハ164(モハ152)はパンタグラフの位置が一度変更されているようで、我が家にもパンタが実車より車端側によっている製品があります
モハ168もそのタイプでした

一番手前は急行東海に含まれる避雷器が移設された車両でこちらはベンチレーターが左右配置でした

下から2番目が後年の修正された製品でベンチレーターは千鳥配置

一番下の左右配置のものはさよなら東海に含まれていた車両で、避雷器が移設されパンタグラフが換装された姿が模型化されています。

普通屋根で左右ベンチレーターのモハ164はどうやらこの製品のみのようです…

 

以上、マイクロの169系900番台(とKATOの165系旧製品)の紹介でした。

製品自体は良くも悪くもマイクロエースらしい出来栄えで安定していると思います。いずれ量産車のセットも導入したいですね!

 

製品は3両のみで長野電鉄の車両と合わせても遊べます。国鉄時代は長野電鉄や富山地方鉄道、島原鉄道など地方鉄道に直通する急行が多く運転されていましたが、特急化と同時にほとんどが消えてしまいました…