完遂
ふーむ
55分程かけてウィリエールで町内を五周した。
ウィリエールは、日本語読みたとヴィリエールと読むという説もある。
定あきが住んでいる土地は結構な田舎で、駅から少し離れると地味に田園みたいなのが丘の間に広まってる。その奥の方にも住宅地があり、駅の近くとその奥の住宅地を繋げた一本のデカイ道路が多分五年前後前に作られた。
定あきが千葉の市街地辺りで一人暮らししてた頃に作られたのか働いてから作られたのかはよく分からないが、いつの間にかできてた。
ちょっとした国道みたいな道なのに、そんなに車の通行量が無いので自転車で走りやすい。
でその道を走って奥地まで行って、従来の市街地の真ん中をつっきる一本の道路を走って、そのデカ道路の入り口に戻ってくる。
一周するのに丁度11分くらい。
よーし十週くらいするぜー!って息巻いて挑んだけど、五周して疲れた。それでも結構な運動量だと思う。
家の前に戻ってきて降りたら立ち眩みというか、倒れそうになった。降りる瞬間まで普通だったのに降りた瞬間にクラっときたよ…。やっぱり結構な運動量だったんだな。
今、ネットで地図上の距離を計測できるサイトを発見して確認してみた。
一周丁度5kmだった。なんて丁度良い数字なんだ…。
というか25kmしか走ってないのか。25kmってなんぼのもんなんだろうな…。
という訳で
Rewrite!
Rewrite Harvest Festa!
をクリアした。本編のやり込み用サイドストーリーだけやってないけどクリアした。
評価。
名作ではない。
としか言いようがない。
悪い作品ではないのだけど、いまいち盛り上がりきらないってのが妥当だと思う。
職場の先輩は素でクソゲー扱いしてたけど。
というのも、Keyの都乃河、ひぐらしの竜騎士、人類は衰退の田中ロミオ、この3人でシナリオを作ったという前評判は良かったのだけど、いざフタを開けてみたら、ロミオの作った世界観の中で各々がバラバラにヒロインの話を作ったようで、なんていうか、各シナリオで雰囲気が違いすぎるし、他のキャラがおざなりになり過ぎる。
全員の個別ルートで、不自然なまでの他のキャラが出てこない。それはどうかと思う。
実際製作段階で、「この娘はこういう設定なので、そういう扱いでー」ってしたら、そしたら他の二人が考えた各ヒロインのシナリオと矛盾が発生するから削らざるを得なかったってくらい出てこない。
各ヒロインのルートクリアした後に出てくるロミオ力全開のMOONルートとTerraルートは良かったと思う。
MOONルートまで何度も出てくる「鍵」という名の、文字通りキーパーソン。この「鍵」を巡っていろんなぶつかり合い生じる。
そしてMOONはその鍵と主人公のお話。
そしてMOONで主人公と鍵が次のステップへ辿り着き、そして結末へと至るTerraルート。
この辺はシンプルで面白かった。
各ヒロインルートが、ループというか並行世界的な話だとすると、Terraルートがそのいろんな可能性の末に潰えていった世界を経て最後に見出された可能性の世界。
世界設定が同じだけど、主人公とヒロイン達の関係が全く変わってる。
そこで主人公が一人奔走して世界を救うみたいな話さね。
「その子を離せ!その子は今生きたがっただろ!!」
のくだりは本当によかった。
そして全てが終わって世界が救われて、でも主人公はその為に消費されて。
主人公が救ったいろんな物が最後に主人公を取り戻すんだけど、なんかその最後が微妙だった!
「書き換えられるだろうか。彼女の、その運命を」
だっけ?キャッチコピー。
あんまりそういう話じゃなかった気がする。
でもってHarvesta Festa。
基本、本編の各ヒロインルートが悲劇と隣り合わせで進展するから、甘々な展開が少ない。
その辺の補填の為のファンディスクだと思う。
でもこれも微妙だった。
容量の半分か七割がRPGゲームだったし。
RPGもオチの意味がよくわからなかったし。
絶対ロミオ一人にシナリオ書かすべきだった…。