忘却曲線・・・うまく活用するには? | “とくとら” の へこたれ 日記

“とくとら” の へこたれ 日記

壁にぶつかると自分を責め、嘆き悲しんでしまう。
事実へ正直から向き合うことができればきっと道が開けるはずなのだが・・・
今日のわたしは“へこたれる人”VS“へこたれない人”どっち?

人間は、モノを覚えて20分後には、半分忘れる生き物らしいく それに対抗するための手段と日々戦っている とくとらです。

さて、
以前、エビングハウスの忘却曲線についてブログを書いたのですが、次はそのつづきです。

忘却曲線・・・理屈は分かるのですが、努力が必要みたい

http://ameblo.jp/cross-functional/entry-11202360575.html 



◆エビングハウスの忘却曲線と人間の記憶について 

調べてきたことをまとめたいと思います。

ポイントは

[1] θ(シータ)波を操りましょう。
[2]  生命の危機感をもちましょう。
[3]  よく寝て夢を見ましょう。

以上


◆θ波を操る
シータ波 とはそもそもなんなのでしょうか?
まず、この仕組みを簡単に説明すると、脳の仕組みにあります。
脳の仕組みについては
 ↓
http://www.scj.go.jp/omoshiro/kioku3/kioku3_1.html 

(記憶と脳の構造)
 日常的な出来事や、勉強して覚えた情報は、海馬の中で一度ファイルされて整理整頓され、その後、大脳皮質にためられていくといわれています。
 つまり私たちの脳の中で、「新しい記憶」は海馬に、「古い記憶」は大脳皮質にファイルされているのです。 

ということです。

つまり
海馬=陳述的記憶→すぐ忘れる
大脳小脳=手続き記憶→忘れない


これを、
1.その日のうちに復習する。(このタイミングが重要)
2.次の日にまた、復習する。
3.1週間後・・・・・・復習する。
4.さらに1ヶ月後、復習する。 

して、大脳皮質へファイリングしていく訳なんですが。
たいへん苦労しますよね。

とくとら の場合、そもそも復習しよう!という習慣化自体が難しいです。
イヤイヤながらの根気勝負になりそうで、入るモノの入らない状態でしょうね。


◆もうすこし楽な方法でできないか?
つまり、復習回数を減らしても同じ効果を得る方法について調べてみました。
それは、θ(シータ)波という脳波を出すことです。
θ波は、記憶と学習に適している脳波の状態といわれます。

◆ 脳波とは?
大まかに分けて5つあるそうです。

γ波(ガンマ波)
もっとも速い脳波で、イライラした時や興奮している時など、脳の活動が非常に活発な時によく出ます。

β波(ベータ波)
別名ストレス波とも呼ばれ、普段我々が日常生活をしている時の脳波です。仕事をしている時など、緊張している時にもよく出る脳波です。

α波(アルファ波)
別名リラックス波と呼ばれ、好きな音楽を聞いたり、自然の中を歩いたりして、リラックスしている時に出る脳波です。また、何か一つのことに没頭している時や、禅僧が座禅を組んで忘我の境地に入っているときなどにもこの脳波がでているそうです。

θ波(シータ波)
別名まどろみ波とも言われ、アルファー波よりも更にリラックスが深まり、人が眠りに落ちようとするうとうとした状態や、浅い眠り(レム睡眠)に入った時の脳波がこれにあたります。

δ波(デルタ波)
夢を見ないくらい深い睡眠(ノンレム睡眠)をしている時に出る脳波です。


◆ どんなときにシータ波がでるのか?
それは、「歩く→θ波がでる→記憶力が高まる」

確かドラゴン桜でありましたね。そんな学習シーン。

 

ただ、厳密に言うと歩くことで、「環境が変化する」ことがθ波を放出させる要因となっているようです。

◆ キーワード
「環境変化が脳に刺激を与える」


例えば、とくとら の場合

・図書館が好きなのですが、理由は、勉強がはかどり頭に入ってくるから
・トイレに行くとアイデアが沸いてくる
・朝シャワーでアイデアが沸いてくる
・電車に乗っているときにアイデアが沸いてくる
・散歩しながら手帳を見ているとアイデアが沸いてくる
・ドライブすることでアイデアが沸いてくる。


・・・・確かに移動=環境変化
考え事をするときも、無意識にウロウロしてしまいますね~。



※θ(シータ)波を活用するには・・・

移動・場所替え・部屋の模様替えなどで、「環境」を変えると脳が刺激され、θ波を誘発することができます。すれば記憶力がアップするようです。
さぁ皆さん、煮詰まったらとりあえず「移動」しましょう!!




ちなみに、こんな脳もありますよ
 ↓
http://nounaimaker.com/  




次回は、↓あたりをまとめます。

[2]  生命の危機感をもちましょう。
[3]  よく寝て夢を見ましょう。

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