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忘却曲線の理屈と日々戦っている とくとら です。
忘却曲線 って聞いたことありますでしょうか?
私たちは、記憶したことを時間の経過と共に忘れてしまします。
そのような記憶と忘却の時間関係をドイツの心理学者が調べたそうです。
メモ:19世紀 ドイツの心理学者「ヘルマン・エビングハウス」
意味の無い文字を暗記して一定時間の経過後にどの程度思い出せるかという実験で、忘却曲線でまとめたそうです。
記憶のなかでもエビングハウスは、特に中長期記憶の忘却を表す曲線についてまとめ、これらのことを「エビングハウスの忘却曲線」と呼ばれます。
つまり、人間は
◆ 20分後 → 42%忘れる
◆ 1時間後 → 56%忘れる
◆ 1日後 → 74%忘れる
特徴は、1日の間に急激な忘却が起こるが、その後の忘却は緩やかに起こる・・・つうか、むしろほとんど記憶ねーじゃん。
エビング的にいうと、人間って所詮そんな、生き物なのです。
忘却曲線 - wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%98%E5%8D%B4%E6%9B%B2%E7%B7%9A
どひゃ~
この数値おかしんじゃない!!と思う人もいるかと思います。
わたしもそう思いました。
ただ、エビングハウスの実験は、全く関係ない文字の組み合わせ(覚えることが難しい文字の組み合わせ)で実験をしているので、このような驚きの忘却率をはじき出しているそうです。
なるほど、納得。
というわけで、実際の生活の中でこのような記憶が求められるような場面はないので、忘却率については、テーマによっては忘却率は低いかと思います。
また、学習やビジネスにおいては、ほとんど体系・系統的に学ぶことが多いし、前後に関連性がある事柄を記憶していくことになるはずなので、記憶に残りやすいはず・・・
さらには、本人の意欲も関係するためより記憶にとどまる事はあり得る。
安心・安心・安心・・・・よかった
でも、忘却率は絶対なので、いずれ忘れます。
じゃぁ対策は?
ということになりますがそれは・・・
◆復習━(゜∀゜)━ッ!! するべし。
ことです(笑)
ただ、問題は、いつ復習すれば良いのかが重要。
復習のタイミングをはかれば、きっとエビングハウスの忘却曲が示す論理上の数値よりも絶大な効果が発揮できるのです。
それは、
1.その日のうちに復習する。(このタイミングが重要)
2.次の日にまた、復習する。
3.1週間後・・・・・・復習する。
4.さらに1ヶ月後、復習する。
・・・・イヤイヤそんなに、出来ないっ!!
実際は、日々いろんな事を記憶しなければならないので、例えば、10個の新しい事を10日間連続で、覚えなければならなないとした場合、単純計算で、復習の量が半端ないことになる。
そこで、更にお得な情報を調べてみた。
学校に行っていた頃、別に塾に行っているわけでもなく特別に猛勉強していないのに頭が超イイ人が、クラスには必ず1人はいたはずです。
その人は、別に天才でもなく先天的な才能があるわけでもないのです。
でも何故でしょうか?
そうなると、エビングハウスの忘却曲線が成立しないことになります。
でも、実は、ここにはポイントがあるのです。
次回、につづきます。
・エビングハウスの忘却曲線と人間の記憶について
