スカイパーフェクト・コミュニケーションズは9月2日、スカパー!サービスにおいて10月以降に開始するハイビジョン放送の内容を決定したと発表した。

スカイパーフェクTVは、2008年10月1日から開始するハイビジョン放送を第1期、2009年10月から開始するハイビジョン放送を第2期とし、段階的なチャンネル数の拡大を目指している。

第1期のハイビジョンチャンネル
「PPV」4チャンネル、「スポーツ」1チャンネル、「総合エンターテイメント」3チャンネル、「映画」4チャンネル、「海外ドラマ」1チャンネル、「アダルト」2チャンネルの計15チャンネル。
第2期のハイビジョンチャンネル
更に拡充した計70チャンネル以上のハイビジョン放送を開始する予定としている。


尚、伝送方式は最新となる伝送方式の「DVB-S2」と圧縮方式「H.264 MPEG-4 AVC」を採用し、高画質なサービス提供を目指すという。

今回開始するハイビジョンサービスは現行の標準画質サービスと同じスカパー!サービスの1つであるため、スカパー!サービスの加入者は新規加入料や基本料が不要と嬉しい特典も
また、2009年9月までのキャンペーン価格として、ハイビジョン5チャンネルと標準画質68チャンネルの「スカパー!よくばりパックHD」が3500円で提供されるという。

 
スカパー!HD」の開始に合わせ、、ソニーからハイビジョン対応デジタルCS放送チューナー「DST-HD1」とCSアンテナ付属の「SAS-HD1SET」が発表された。発売は10月15日を予定。

こちらは「ブラビアリンク」にも対応しており、BRAVIAと接続すれば、BRAVIA付属の「お気楽リモコン」1つで、連携操作が可能となる。
価格はオープンだが、チューナー単体のSAS-HD1SETが4万5000円前後、CSアンテナとのセットであるDST-HD1が3万7000円前後の見込みだ。


ソフトバンクモバイル、NTTデータ、日立製作所、ジェムアルトの4社は9月2日より、NFC(Near Field Communication=近距離無線通信)技術に対応した携帯電話(NFCケータイ)を用いた「スマートポスター」システムの実証実験を開始すると発表した。日本で初めてのフィールド実証実験になるという。

スマートポスターシステムとは、NFC技術に対応したICタグを貼り付けたポスターに、NFCケータイをかざすと、ICタグから情報を読み取って、携帯電話の画面などに表示できるシステムのことをいうという。

今回の実験では、NTTデータ、ジェムアルトが開発したシステム用スマートポスターアプリケーションソフトウェアをNFCケータイに搭載する。千葉県の複合型商業施設に設置したディズニー映画「ウォーリー」「ティンカー・ベル」のポスターなど、ICタグを貼り付けたスマートポスターに携帯電話をかざすと、映画に関連した静止画、動画などが閲覧できる。



【用語】
NFC「エヌエフシー:Near Field Communication」
ソニーとPhilips社が開発した、短距離無線通信規格。
13.56MHzの電波を使い、10cm程度のごく近距離で100~400kbpsの双方向通信が可能。もともと、非接触式ICカードとして広く普及しているソニーの「FeliCa」や、Philips社の「Mifare」で使われていた通信方式。近年、国際標準となったことで、今後はICカードだけでなく、オーディオ機器など一般消費者向けエレクトロニクス製品に普及する可能性がある。

→NFCについての詳細ページ
http://www.nfc-world.com/index.html


マイクロソフトは9月1日、家庭用ゲーム機「Xbox 360」において、9月11日よりスペック増強や価格を改定すると発表した。スタンダードモデルの「Xbox 360」は、現行の3万4800円から2万9800円へと値下げされるほか、ハードディスク(HDD)容量が20Gバイトから60Gバイトへと増強される。

HDD増量で2万9800円へと値下げされる「Xbox 360」
このほか、ハイエンドモデルの「Xbox 360 エリート」は4万7800円から3万9800円へ、エントリーモデルの「Xbox 360 アーケード」は、2万7800円から1万9800円へと値下げされる。

さらに、リリースによるとHDDなどのオプション製品なども価格が改定されるとのこと。
「Xbox 360 ハードディスク(120GB)」は1万5750円に、「Xbox 360 メモリーユニット (512MB)」は5250円へと販売価格をダウン。なお、「Xbox 360 ハードディスク(20GB) 」、「Xbox 360 メモリー ユニット(64MB)」は在庫終了次第、販売終了となる。