ソフトバンクモバイル、NTTデータ、日立製作所、ジェムアルトの4社は9月2日より、NFC(Near Field Communication=近距離無線通信)技術に対応した携帯電話(NFCケータイ)を用いた「スマートポスター」システムの実証実験を開始すると発表した。日本で初めてのフィールド実証実験になるという。

スマートポスターシステムとは、NFC技術に対応したICタグを貼り付けたポスターに、NFCケータイをかざすと、ICタグから情報を読み取って、携帯電話の画面などに表示できるシステムのことをいうという。

今回の実験では、NTTデータ、ジェムアルトが開発したシステム用スマートポスターアプリケーションソフトウェアをNFCケータイに搭載する。千葉県の複合型商業施設に設置したディズニー映画「ウォーリー」「ティンカー・ベル」のポスターなど、ICタグを貼り付けたスマートポスターに携帯電話をかざすと、映画に関連した静止画、動画などが閲覧できる。



【用語】
NFC「エヌエフシー:Near Field Communication」
ソニーとPhilips社が開発した、短距離無線通信規格。
13.56MHzの電波を使い、10cm程度のごく近距離で100~400kbpsの双方向通信が可能。もともと、非接触式ICカードとして広く普及しているソニーの「FeliCa」や、Philips社の「Mifare」で使われていた通信方式。近年、国際標準となったことで、今後はICカードだけでなく、オーディオ機器など一般消費者向けエレクトロニクス製品に普及する可能性がある。

→NFCについての詳細ページ
http://www.nfc-world.com/index.html