フラクショナルRFイーロスプラス薬事承認取得記念セミナー | 『健美同源』ークロスクリニック銀座石川院長のブログー

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フラクショナルRFイーロスプラス薬事承認取得記念セミナー
で講演してきました。
 
フラクショナルRFイーロスプラス=eMatrixのことです。
実は10年前に発売された機器なのですが、
この度、国内で厚生労働省認可がおりたため、
正式に国内発売されることになったのです。
 
 
 
福岡歯科大学病院皮膚科教授古村南夫先生とご一緒しました。
 
 
古村先生の素晴らしいフラクショナルRFについてのご講演があったので、
私は、フラクショナルRFとピコウエイの歴史的立ち位置や、
臨床応用について講演させて頂きました。
 
 

ちなみに、フラクショナルRFは、
私のクリニックでは今でも現役人気の治療です。
理由は、私が気に入っているからです。
 
フラクショナル治療のなかで、特に強いレーザーは強い効果もあるので、
難治性のニキビ跡の方には良い適応になりますが、
ダウンタイムの長さ、遷延赤味や色素沈着リスクがあるため、
初心者の方にはお勧めしにくかったり、
肝斑のある方や疑いがある方には、適応外になります。
 
毛穴の開大程度であれば、リスクの少ない(ない訳ではない)
フラクショナルRFが、
ファーストチョイスのフラクショナル治療となります。
 
皮膚の若返り治療では、
長期に見て、リサーフェシング系(フラクショナル系)は必須です。
タイトニング系(ウルセラやサーマクール)だけの方と、
タイトニング系とリサーフェシング系を併用した長期症例では、必ず差がでます。
 
ザックリ皮膚の深さで言うと、
タイトニング系は深い部分、リサーフェシング系が浅い部分の治療です。
併用すると全層に近い治療ができるのです。
 
肝斑や敏感肌の方には、リサーフェシング系は不向きなのですが、
慎重に適応すれば、症例によっては、フラクショナルRF治療で肌質が改善することもあります。
それでも危ない方は、フラクショナルニードルRF、
それでもダメな方は、ピコウエイのリゾルブ(フラクショナルピコレーザー)
と手はたくさんあります。
 
十中八九、
一目見て、適応を決められますが、
難しい時には、リスクの少ないものから上げて行くのが無難です。
 
選択肢が豊富だと、リスクヘッジになります。
 
 
 
 
 
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