日本美容外科学会JSAPSが品川で行われ参加してまいりました。
会長は、独協医大形成外科朝戸裕貴教授です。
今回の私のミッションは3.5
一般演題でサーマクールやウルセラについて本学会16年連続の発表と
シネロンキャンデラ社のハンズオンセミナー
ジェイシス社のランチョンセミナーの座長、
そして、プレシャスクリニック自由が丘清水裕紀先生のご発表の共同演者(実質何もしていないので0.5です。何だか申し訳ありません)
でした。
1日目午前
ライフワークの熱による皮膚治療(サーマクールやウルセラ)の発表は、2003年から始めて今年で16回目になりました。途中何度かシンポジウムや教育講演などになることもありましたが、同一演題で16年連続でやっているのは、意地と使命と惰性のなせる業なのです。
今年は、新しいサーマルFLXの治療効果について報告しましたが、モニター治療を含め80症例経験できましたので、まずまずだったと思います。こうなったら、とりあえず20年連続を目指します。
午後は、シネロンキャンデラ社の企業セミナー
elosPlus(イーロスプラス)によるトリニティー治療の講義と皮膚の深層・浅層・表面にそれぞれ有効な高周波治療器を重ねて照射するテクニックのハンズオンでした。
数種類の機器を連続して重ね照射するテクニックは、私の大得意とするところでありまして、
今回は、サブライム(RF+赤外線)で真皮の深め、モチーフIR(RF+レーザー)で真皮の比較的浅め、サブレイティブ(フラクショナルRF=eMatrix)で表皮から真皮浅めを層状に重ねて照射するテクニックです。
私の重ね照射のルーツは、
サーマクールとフラクセルを同日重ね照射したことに始まります。
フラクセルが発売された2004年当時、遠方からお越しの患者様から、何度も来れないので、一日でサーマクールとフラクセルが出来ないか?と言うご要望から生まれました。
世界的にも、まだそんな話も報告もなかったので、とりあえず、自分でやってみて、大丈夫そうだったら、やりますね。ってことで、私自身でテストしてみて、痛いは痛いけど、特別危険や問題はなく、理論的にも治療層を重ねる相乗効果が見込め、自分で治療した感覚も良好だったので、患者様にもサーマクールとフラクセルの同時照射を受けて頂きました。
その後、代表的、象徴的重ね照射
ウルサーマ(ウルセラ+サーマクール)が生まれました。
最近は、ハイフシャワー+ピコフェイシャル、ピコフェイシャル+eマトリックス、マッサージピール+プラズマフェイシャル、レーザートーニング+水光注射などなど、メニュー外の人気メニューが沢山あります。
「○○と●●同時照射できますか?」
是非お問い合わせください。
ただし、多くの治療は、理論的に間違いなければ、重ね照射できますが、皮膚状態や皮膚タイプによってはできないこともありますので、あくまで、診察が必要になりますので、ご理解のほど。
展示ブースから
シネロンキャンデラの機器
JMECの機器
ヴィーナス・フリーズ・プラス、ミラドライ、サーマクールFLX
新しいEMS?の痩身機器
横でお尻を治療中の女性は、パネルみたいに見えますが本物です。
続く