純ジャパ母の独断と経験をもとにした、インターナショナルスクールの学校選びについて第6回目。(前回の記事はこちら)
さて、純ジャパ母なりの学校選びは決まり、まずは夫婦間協議です。
かねてより、夫婦の教育目標は「息子も娘も、自分で食べていける力を身に付させること」
そして、自分たちを取り巻く環境の変化(駐在)、今後の外部環境(世界)、内部環境(日本)なんかも踏まえて、改めて親としての共通目標ができました。
子どもたちの20年後を見据えて、
「世界で仕事ができる力を身に付けさせること」
これは別に海外で仕事をしてほしいということではありません。
国境を越えて学び、
世界の誰とでも仕事ができるようになれば、どこでも食べていけるよね、と。
純ジャパ母の日本語教育から離れる不安が払拭されました
かねてより、純ジャパ母は、ロボティクス好きの息子が、科学者・発明家になりたい!というのを聞いていました
娘はまだ模索中ですが、英語で勉強していきたいという思いです
それからは純ジャパ母は自分が読んでいる本で、この先の世界はどうなるのか、現代の発明家(イノベーター)はどんな人たちかを要約して子どもたちに聞かせてあげていました
子ども達、特に未来の世界に対しては興味津々
その未来を創っていくのは君たち自身この激動の世界で、どう生き抜いていくのか英語を学ぶ目的はなにか、君たちには何者になるのか
そして、娘が風邪で寝込んでしまった、1月のある日、両親と息子3人の夕食の場で。
純ジャパ母は純ジャパ息子に聞いてみます。
「純ジャパ息子はさ、この先、日本でもどこでも、英語の学校に行きたいんだよね?」
「うん」
「純ジャパ息子の将来の夢ってなんだっけ」
「科学者になることだよ~!」
「いいね、科学者になるのに、英語ができたら色んなこと 学べるね!どこで科学者になりたいの?」
「う~ん、アメリカかな。僕、ママのようにイーロン・ マスクファンではないけど、アメリカの大学行ってみたい。」
(いや、別にファンだから本読んでるんじゃないけども)
夫「うん、じゃあアメリカの大学に通うなら、今の学校では ない方がいいかもしれない。北米系のインターに変えてもいいと思うな。日本語やらなくなっちゃうけど」
「うん、ぼく転校してもいいよ。
…でもさ、もしかするとそのまま海外に行って、
ぼく外国の人と結婚しちゃうかもしれないよ?」
夫「いいんだよ、純ジャパ息子が選んだ人なら!パパやママ は誰でも歓迎する」
(そんなこと心配しているの!?)
「うん、わかった!」
ということで、純ジャパ息子の転校意志が固まり、
それに続くように、後日、純ジャパ娘も「お兄ちゃんと同じ学校がいい!!」
2人の転校決心がついたのでした
(学校選び⑦につづく…)