純ジャパ母の独断と経験をもとにした、インターナショナルスクールの学校選びについて第2回目。(前回の記事はこちら)
今回は、純ジャパっ子たちのインター入学まで。
インターナショナルスクールの多くは、欧米同様、8月ないし9月から新年度となります。
ちなみに、中国国内の入学時期も9月です。純ジャパっ子たちの学校は8月入学でした。
出典:文部科学省「9月入学」に移行する際の主な課題と対応 (mext.go.jp)
我が家は8月頃に中国赴任という、夫の会社からの内々示が出てから学校選びはしたものの、学校へのコンタクトは辞令が出てからの動きとなるので、
正式な発令を待っていたらもう7月に…
夫の会社では、社員である夫が先に渡航し生活基盤を整えてから、数か月後に帯同家族を迎えるというのが通常パターン
しかし子どもたちだって人生を賭けて中受を離脱して海外に出るからには、貴重な時間を無駄にしないように8月入学に間に合わせたい
また純ジャパ母のMBA入試が9月から始まることもあり、8月に家族で一気に海外引越する方法をとりました
7月ともなると、学校側も新年度の募集時期は終わっていたのですが、空きがあるからということで即日入学手続き開始
東京で受けた事前の入学試験は、合否を決めるものではなく英語レベルの確認の2種類
- 自宅で受ける、オンラインシステムでの英語力チェックテスト(2時間)
- 家族4人と学校長(バケーション中なのでイギリスから)とのオンライン面談(10分)
オンラインテストでは、PCとスマホを2台ずつ用意し、PCはテスト画面に、スマホはTeams会議につないで本人たちの様子が写るようにセット。
学校スタッフが画面越しに試験監督をする中、子どもたちを自宅の別室で受けさせました。
英語力チェックテストは、定番のCAT4ではなく、他のオンラインテストだったようで、英語4技能(スピーキングは吹き込み)と算数(英語で出題)が出たとのこと。
当然、NO勉のうえ、初めて受けるインターナショナルスクールの英語テストに、、、
純ジャパっ子たちはちんぷんかんぷん
息子はさっさと部屋から出てきて
「全部勘でやった!!(どや顔)」
娘においては
「分からない!何も分からないよぉぉ~~!!!!」と大泣きする声が家中に響き渡っていました…。
その後の英語面接においては、オンラインをいいことに、娘はちゃっかり事前に カンペ 付箋を作って画面に添付。
My name is~.
I am~years old.
My hobby is~.
でも事前準備むなしく、画面の向こうの校長先生にもじもじと小声で自分の名前を言えたくらいで、あとは夫が家族全員の紹介や、「どうして当校を選んだのか?」という質問に対して「会社の同僚が御校に通っていて…」などの話をして和やかに終わりました。
そして無事、数日内にオファーレターが届き、(もちろんEAL(英語の補習クラス)付で)
海外渡航、引っ越し、転校の同時進行という怒涛の海外転勤となります。
(学校選び③につづく…)